もういやっ!子どもの口の悪さに嫌気が差したときに、親がまず取るべき対処法
子どもの口の悪さが気になること、ありませんか? 「どこで覚えてきたの!」と言いたくなるような、汚い言葉に戸惑ったことがある方もいるのではないでしょうか。
解決のポイントは、正しく「ことば」を使うこと。子ども向けに書かれた「ことばの魔法」の本が、理想的なコミュニケーションのサポートをしてくれますよ。
自分の気持ちを上手に伝える「ことばの魔法」とは
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは『10歳までに身につけたい 自分の気持ちを上手に伝える ことばの魔法図鑑』を発売しました。
著者は五百田達成(いおた・たつなり)さん。五百田さんは、コミュニケーションにまつわるアドバイスを得意とする心理カウンセラー。今までにも数多くの書籍を刊行していて、メディア出演も豊富です。
そんな五百田さんが手掛けたのが『10歳までに身につけたい 自分の気持ちを上手に伝える ことばの魔法図鑑』。
この本の大きな特徴は、子ども向けということ。
五百田さんが言うには、言葉遣いが悪かったり喧嘩ばかりだったり、あるいは反対に言いたいことが言えなかったりする子は、総じて「自分の気持ちをどんな言葉にすればいいのかわからず、また相手がその言葉でどんな気持ちになるのかもわかっていない」そうです。
確かに、10歳ではまだまだ人生経験が不十分。お子さんはわざと攻撃的な言葉を使っているわけではなく、自分の気持ちがどんな言葉に当てはまるのかを知らないだけなのかも。もどかしい思いを抱えたときに、攻撃的な言葉を使ったり、黙ったりしてしまうのも無理はないかもしれません。
五百田さんはこのように話しています。
コミュニケーションは生きる力です。気持ちを上手に伝えられれば、友だち関係や学校の勉強でも悩まず、もっともっと楽しく生活できる。ひいては幸せな人生を送れるはず。
ことばの魔法を子ども自身がしっかり理解すれば、親子関係・友人関係などがグンと良好になり、親にとっても子どもにとっても生きやすい世界へと変わっていきそうです。
「使うべき言葉」「避けるべき言葉」がわかる!
『10歳までに身につけたい 自分の気持ちを上手に伝える ことばの魔法図鑑』では、使うべき言葉・避けるべき言葉を60個紹介しています。
例えば「ありがとう」という言葉。これはどんな気持ちのときに使う言葉で、相手はこの言葉によりどんな気持ちになるのかなど、一つひとつ丁寧に解説しています。
基本から応用編、そして黒魔法編に分かれているので、一冊読み終えるころには“ことばマスター”になっているかも?
一例ですが、それぞれの章で紹介している言葉は以下の通り。
- 基本の白魔法7:「ありがとう」「ごめんなさい」「~してください」「やめて」など
- 応用の白魔法23:「わたしは~と思う」「~してもいい?」「ごちそうさま」「どういたしまして」「おめでとう」など
- 禁断の黒魔法30:「でも…」「お前」「ヤバい」「~のくせに」「めんどくさい」「まちがってるよ」など
大人でもギクリとする言葉があるかもしれません。お子さんと一緒に、普段からしっかり言えている言葉や、ついうっかり口にしている言葉などをチェックしてみてくださいね。
日常生活は言葉だらけ。本書でノウハウを学べば、実践の機会はすぐにやってきます。“ことばマスター”になったお子さんの世界は、今よりグンと生きやすくなるでしょう。
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