約5000人に聞いた「新年度、子どもとやりたい遊び」ランキング! 令和5年のトレンドは?
いよいよ新年度! 進学や進級……子どもの「遊び」も成長にともない変わってきますよね。では、保護者約5000人が選ぶ「新年度、子どもとやりたい遊び」はどのようなものでしょうか? 総合ランキングや年代別ランキングの結果から、意外なトレンドが見えてきました!
「新年度、子どもとやりたい遊び」ランキング
アソビュー株式会社は、15歳以下の子どもがいる保護者4998名に「新年度、子どもとやりたい遊び」についてのアンケート調査を行いました。
まずはその総合ランキングの結果から見ていきましょう。
「キャンプ」や「アスレチック」など、大自然ならではの体験がランキング上位を獲得しました。
スマートフォンやゲームなどの“デジタルな遊び”が子どもたちに大人気の一方で、保護者はやはり「自然の中でしかできない体験を!」と考える傾向が強いようです。
「ものづくり体験」や「工場見学」など、職人の技に触れるような“遊び”も上位に入っています。日ごろ何気なく手にしたり口にしたりするものが、たくさんの人の手でつくられる様子は、子どもにとって大きな驚きになりそうですね。
年代別ランキングはこちら。
どの年代も「キャンプ」が堂々の1位を獲得。低学年の保護者サポートありきのキャンプ、高学年のテキパキしたキャンプなど、年齢によっていろいろな楽しみ方ができそうですね。
令和5年「子連れお出かけ」のトレンドは?
「新年度、子どもとやりたい遊びランキング」の結果は、保護者や子どもの好みが影響していますが、一方で令和5年の「子連れお出かけ」のトレンドを反映しているようにも見えます。
トレンドを押さえた“遊び”は、きっと子どもの成長を大きくサポートしてくれるでしょう。令和5年のトレンドを一部ご紹介します。
トレンド1:アスレチック
アスレチックは、今や子どもだけの遊具ではありません。企業の中では、社員同士のチームワークを深めるためにアスレチックを取り入れることもあるのだとか。
たとえば、「8メートルの高さからロープで降りる」というミッション。必然的に社員同士が協力し合わなければクリアできません。部署や年齢に関係なくコミュニケーションできるので、今後の業務にポジティブな影響が及びそうですね。
他にも、演劇研修、ゲーム型研修、町おこしを提案する研修など、企業ごとに知恵と工夫を凝らしたミッションを展開しているようです。
トレンド2:職業体験
職業体験も、学生にとっては貴重な“遊び体験”のひとつ。あこがれていた職業を1日だけ体験したり、オンライン越しにその職業に就いている人の話を聞いたりなど、将来を考える大切なきっかけになるでしょう。
職業体験が人気なのは、政府による“キャリア教育の推進”が背景にあるとも考えられます。早くから夢を見つけられれば、それだけ日々の学習が充実しそうですね。
トレンド3:農業体験・田舎暮らし体験
農業体験や田舎暮らし体験も、最近のトレンドです。
コンクリートやビルに囲まれた街では、田んぼを見る機会さえほとんど無いでしょう。親世代は特に「昔は緑が広がっていて向こうのほうまで見渡せていたのに……」なんて時代の移り変わりに思いを馳せることもあるのでは?
テレビでは伝わらない、緑や土のにおい。スーパーに置いてある野菜ではわからない、種植えや収穫の大変さ。そして、昔ながらの日本の原風景……。どれほど産業が発展しても、子どもや孫に受け継ぎたい“遊び”ですね。
「新年度、子どもとやりたい遊びランキング」のランキング1位を獲得したのは「キャンプ」でした。その他、アスレチックや果物狩りなど自然の中での“遊び”が上位を占めています。
いよいよ新学期、そしてもうすぐゴールデンウィーク。令和5年のトレンドも押さえつつ、お子さんの成長をうながすような“遊び”ができたら良いですね。
<参考資料>
・PR TIMES(アソビュー株式会社)
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