「5教科で2万円」は高い?安い? 中学生の保護者550人に聞いた、塾・家庭教師の“妥当”な金額とは
中学生の子どもの塾や家庭教師代、「5教科で20,000円」は高いと思いますか? それとも安いと思いますか?
じゅけラボ予備校が中学生の保護者550名を対象に行った、塾・家庭教師の費用に関するアンケート調査の結果を見てみましょう。
5教科で20,000円は妥当?
アンケート結果によると、高校受験を目的とした5教科指導の場合、「15,000円以上20,000円未満が妥当」とする声が最多でした。
1教科に換算すると3,000円~4,000円といったところでしょうか。週(月)に何度通うかにもよりますが、「15,000円以上20,000円未満」が平均価格といえそうです。
逆に、どの程度なら「安い」と感じるかというと……
「10,000円未満」の回答が最多でした。確かに、安ければ安いほど家計的に助かりますが、サービスやサポート面もしっかりチェックしたいですね。
さて“理想”の金額はわかったものの、実際のところ、お子さんたちはその“理想”の範囲内で指導を受けられているのでしょうか?
アンケート結果では、「同じくらい」の回答が半数以上になりました。
習い事を決める際、費用はどうしても気になるもの。塾・家庭教師によって設定金額はさまざまですが、予算の範囲内で指導を受けられそうなところを選んでいるのかもしれません。
反対に「高い」の回答も36.2%に及びました。お子さんの将来のために、高いと思いつつも通わせていることがうかがえます。
安い塾・家庭教師ってどうなの?
高い塾と安い塾、あなたはどちらを選びますか? 「高い塾だから良いに違いない」「安い塾は質が疑問」というように安易に決めず、塾の特徴やサービスについて詳しく話を聞きに行きたいもの。
費用はもちろん大切ですが、子どもとの相性はどうか、成績アップにつながるようなメソッドを持っているか、自宅で学習していてもサポート体制があるかどうかなど、検討事項は多々あります。それらをすべてクリアしているのなら、安い塾でも問題ないといえそうです。
そして何より、お子さんの気持ちを大切に。「ここがいいんじゃない?」と親がすすめても、「私はあっちの塾(家庭教師)が良かった」というように本人が希望を言うようなら、そちらを尊重してあげたいですね。
必要なのは「月謝」だけではない
塾や家庭教師に依頼する際、月謝だけに目が行きがちですが、長期的にもっと費用がかさむケースは珍しくありません。
たとえば、高い目標を掲げるお子さんは別途費用で選抜クラスへ入室できたり、夏や冬になれば特別講習代がかかったり、場合によっては特別合宿があったり、模擬試験代、参考書代など、「通常の授業」以外の費用が上乗せされがちです。
また中学1年生で入塾したとしても、学年が上がるごとに費用が上がるのが一般的。中学1年生と中学3年生を比較したときに10,000~20,000円の差が出ることも珍しくないでしょう。最近は物価高の影響もあり、突然の“月謝値上げ”の可能性も……。
「月15,000円~20,000円におさめたい」と考えていても、結果的に大きく予算オーバーする事態にならないよう、資金計画は綿密に立ててくださいね。
<参考資料>
・PR TIMES(じゅけラボ予備校)
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