卒業・卒園で使わなくなった“思い出のもの”。残すもの、処分するものの選別・保管アイデア
お子さんのご卒業・ご卒園、おめでとうございます。新学期の準備にはワクワクしますが、その一方で、「今後もう使わないものがたくさんあって困っている」という家庭も多いのではないでしょうか。捨てるに捨てられない、でも家に置いておくのはちょっと…と悩ましいところですよね。「卒業・卒園で使わなくなったもの」について、他の家庭はどのように対応しているのでしょうか?
卒業・卒園で使わなくなったもの、どうしてる?
トランクルームを運営する、株式会社アンビシャスがおこなったアンケート調査によると、思い出のものを「保管する」と回答した家庭は89.4%。「一部捨てる」「すべて捨てる」は2~5%程度に留まりました。
その他、「知人に譲った」「家の中で別の使い方をしている」など、有効活用する家庭もチラホラ。まだ使えそうなものは、第二の人生を歩ませるのもすてきですね。
卒業・卒園で使わなくなったものとその対応方法
学校指定の制服や体操着、カバンなどは、卒業・卒園にともない使わなくなります。アンケートでも、これらを保管する家庭は15~30%程度のようです。
また、絵・工作・作文・学校行事の写真や動画なども卒業と当時に使わなくなりますが、70%近い方が保管を選択。一方で、教科書やノートは半数近い方が廃棄しています。
アンケート結果から、「捨てた」を選択したNo.1は体操着でした。続いて指定カバン(ランドセルなど)、教科書やノート……と続いていくことがわかりました。
確かに数年間使った体操着はボロボロですよね。名前も記載されているので、着用して外出するのも気が引けます。カバンも場所を取りますが、ランドセルの場合、業者に小さくリメイクして残す方が多いようです。ランドセルは発展途上国に寄付するという選択肢もありますよ。
取っておくものと捨てるものの判断基準
取っておくものと、捨てるもの。学校生活の記念ではあるものの、すべて残してはキリがありませんよね。
アンケートでは、判断基準として「思い出があるものかどうか」で考える方がもっとも多いことがわかりました(44.6%)。続いて「今後も使う可能性があるかどうか」が2位となりました(34.3%)。
子どもが一生懸命に作った作品などは、できるだけ残してあげたいですよね。また小学校に入学すると「ねんど板を持ってきてください。幼稚園で使っていたものがあればそれでも構いません」など、道具を使い回すケースもあります。
とりあえず保管しておいて、数年経っても使う気配がなければ処分…という感じで、今は様子見してみては?
しかし、気になるのが収納スペース。「クローゼットにはもう入らない!」という場合は、デジタル化して残すのがおすすめです。スマホで撮影すれば、好きなときに見返せます。もちろんスペースも取りません!
家庭によっては、「部屋に飾っている」というケースもあります。思い出の品が部屋のインテリアとして活用されれば、子どもも喜ぶでしょう。
「収納スペースを圧迫せずいかに思い出の品を残せるか」……ぜひご家庭ならではの工夫で、思い出の品を“仕分け”してくださいね。
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