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2022.03.11

春休みの読書におすすめ! 全国の小学生が選んだ「こどもの本総選挙」ベスト10を発表

NPO法人こどもの本総選挙事務局が、全国の小学生に「今まで読んだ中で1番好きな本」を投票してもらうイベント「こどもの本総選挙」の結果を発表しました。16万人の子どもたちが「一番好き!」と指名した10冊の本。本好きなお子さんはもちろん、読書ビギナーのお子さんにもおすすめですよ。

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春休み、お子さんとどう過ごしますか? 

新型コロナウィルスはまだまだ収束する気配がないため、おうちで過ごすご家庭も多いかもしれません。

おうち時間を充実させるために、親子で話題の本を読んでみてはいかがでしょうか。本にあまり興味がない子どもでも、小学生に人気の本なら積極的に読んでくれるかもしれませんよ。

「こどもの本総選挙」とは

「こどもの本総選挙」は、NPO法人こどもの本総選挙事務局が、子どもたちに素敵な「本」との出会いや豊かな読書体験を届けることを目的に、“小学生に今、支持されている本”を発表している企画です。

全国の小学生が投票した「一番好きな本」が、ランキング形式で発表されます。2022年2月11日に発表された「こどもの本総選挙」は第3回目で、これまでに35万人以上の小学生が参加しています。

「こどもの本総選挙」ベスト10

2022年2月11日に発表されたばかりの、第3回「こどもの本総選挙」ベスト10の結果を見ていきましょう!

グランプリ:『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』/偕成社

NHKでも放映している、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』。特に女の子たちからの圧倒的な支持を得て、栄えある1位に輝きました。

「ふしぎな駄菓子屋、銭天堂。そこで売られているお菓子は、使い方や食べ方を間違えると大変なことに…」という、大人もワクワクするあらすじ。

2位:『ざんねんないきもの辞典』/高橋書店

何作も刊行されている、ざんねんないきものシリーズ。

『ただ動物のことを「かっこいいな」とか「かわいいな」と思っていたけど、外見だけではない面白さを見みつけた。』というのは投票した小学4年生のコメント。

よく知っている生きものの意外な一面に、思わず笑ってしまいます。生きものへの興味にもつながる本ですよ。

3位:『あるかしら書店』/ポプラ社

数々の絵本を手掛けている、ヨシタケシンスケさんの本が3位にランクイン。

人々が「あったらいいな」と思う夢のような本やグッズが飛び出す「あるかしら書店」を舞台に、ユーモアがあり、ほっこりするストーリーが繰り広げられます。

きっと、お子さんの想像力も、「本って楽しい」という気持ちもふくらむでしょう。

4位:『りんごかもしれない』/ブロンズ新社

こちらの本も、手掛けたのはヨシタケシンスケさん。ひとつのりんごをテーマに、「りんごじゃないかも…?」なんてユーモラスな視点で展開していきます。

投票した小学5年生は、『私も色々なあたりまえなものについて、そうぞうするので、この本に共感できました。たくさんの「そうぞう」を見みていると、楽しいのです。』とコメント。

“常識を疑う”ことで、想像力や創造力が育っていきそうです。

5位:『鬼滅の刃 無限列車編』/集英社

日本全土に大ブームを巻き起こした、「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」。5位にラインクインしたのは、そのノベライズ版です。

「鬼滅」好きなお子さんなら、一気に最後まで読んでしまうかも? 

「文字だけなのに迫力がある」「読むだけで泣いたり笑ったりできる」と、劇場版に負けず劣らず人気のようです。

6位:『5分後に意外な結末 ①赤い悪夢』/学研プラス

5分で読める短編が多数収録されています。どのストーリーも、最後にはまさかのどんでん返し…! 小説のおもしろさを堪能できる一冊です。

小学生からも「読書が苦手でも読みやすい」と太鼓判を押されていますよ。

7位:『りゆうがあります』/PHP研究所

こちらもヨシタケシンスケさんが手掛けた本です。ストローをかじる、びんぼうゆすりをする、鼻をほじる…など身近なシーンを元に、それぞれの『りゆう』を説明します。

すべてのりゆうは、実にユーモラス。そういう視点もあるか!と思わずクスッとしてしまうでしょう。

8位:『四つ子ぐらし ①ひみつの姉妹生活、スタート!』/KADOKAWA

主人公は、中学1年生のかわいい四姉妹。ハチャメチャながらも、楽しく生活する様子を描いています。

四姉妹の性格はバラバラなので、クラスの友達と「四姉妹の中で誰が好き?」なんて会話をするのも楽しそうですね!

9位:『スイミー』/好学社

実は『スイミー』の創刊は、1969年。時代を経てもその人気はおとろえず、今でも小学校低学年の国語の教科書に掲載されているほど。

ひとりぼっちになってしまったスイミーに感情移入したり、海での冒険にわくわくしたり…。本の内容を楽しんだ後は、「このあと、スイミーはどうなったのかな?」なんて“その後”のストーリーも想像してみましょう。

9位:『ほねほねザウルス』/岩崎書店

恐竜の赤ちゃんたちが、仲良し3人で冒険に出かけるストーリーです。骨だけど、その姿は元気でキュート。仲間の大切さや、冒険の楽しさを教えてくれる一冊です。

※『スイミー』と『ほねほねザウルス』は、ともに9位として発表されています。

「こどもの本総選挙」概要

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