【2024年最新版】小学生におすすめの英語の通信教育13選|メリット・デメリットや教材の選び方まで徹底紹介
英語教育は小学校から始まります。将来的なことを考えても、早期から習得させたいと思う保護者もいるでしょう。そこで注目されるのが通信教育です。通信教育には学習塾や英会話教室にはない多くのメリットがあります。この記事では、英語を通信教育で学ぶメリットや注意点、小学生におすすめの通信教材について紹介します。
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英語の授業は小学校から始まります。学校の成績を上げるのはもちろん、将来的な視点からも、英語は早くから習得するに越したことはないでしょう。
そこで注目されているのが通信教育です。通信教育には、学習塾や英会話教室にはないメリットがいくつもあります。小学生が英語を通信教育で学ぶメリットや注意点、おすすめの通信教材などを紹介します。
目次
小学生の英語学習に通信教育を活用するメリット
まず、通信教育のメリットを見ていきましょう。小学生の英語学習は、必ずしも「学習塾や英会話教室で学ばないと身につかない」というものではありません。英語の通信教育には、通信教育ならではのメリットがあるのです。
自分のペースで学べる
通信教育なら、自分のペースで学べます。習い事に友達との約束にと忙しい小学生だと、毎週決まった時間に学習塾や英会話教室がスケジューリングされると窮屈に感じることがあるかもしれません。
好きなタイミングで学べる通信教育なら、子どもの予定に応じて柔軟に合わせられるので、結果として長続きしやすい場合もあるでしょう。
また、集団だと緊張してしまう子は、自宅のリラックスした空間で学習できるほうが伸びるかもしれません。
多様な教材から選べる
小学生を対象にした英語の通信教育はたくさんあります。各社工夫を凝らした教材を提供しているので、“お試し体験”などを経て、子どもに合った教材を探すことができます。
リスニングを強化したいのか、ライティングを重視したいのか、タブレットで取り組むのか、ゲーム感覚でできる教材が良いのかなど、求めることによって選び方も変わってきます。
子ども本人の意見も聞きながら、これなら続けられそうという教材を見つけましょう。
移動の時間がかからない
学習塾や英会話教室に通うには往復の時間がかかります。保護者が送迎することになる場合、保護者の負担も大きいですよね。
その点、通信教育なら自宅で完結するので、往復の手間がありません。また移動の時間を節約できれば、それだけ学習の時間も確保できます。
保護者にとっても、子どもにとっても、移動の時間がかからないというのはかなり大きなメリットといえるでしょう。
塾に比べて費用が安い
通信教材の費用はさまざまですが、学習塾や英会話教室よりも受講料が安い場合がほとんどです。学習塾や英会話教室、家庭教師だと1カ月の費用が数万円になることも珍しくありませんが、通信教育なら高くても1万円程度で収まるでしょう。
学習塾でも通信教育でも、学年が上がるにつれて費用も上がっていくのが一般的です。だからこそ、今後のことを考えてリーズナブルに受講するのもいいですね。
小学生の英語学習に通信教育を活用するときの注意点(デメリット)
小学生の英語教育には通信教育もおすすめです。しかし、いくつか注意点もあるので、子どもと一緒に確認しておきましょう。メリットとデメリットどちらも知って、納得のいく受講をしてくださいね。
主体性が求められる
通信教育は、マイペースで取り組める分、主体性が求められます。
学習塾や英会話教室だと、毎週決まった時間に開始・終了して、次回までの宿題を渡されるなど、決められたスケジュール通りに学習がすすみます。受け身でも先生がサポートしてくれるので学習が軌道に乗りやすいのです。
しかし通信教育だとそうはいきません。
「教材が自宅に届く」が基本なので、その届いた教材をどのように使うかは子ども次第です。「今日は疲れた」「今日は約束がある」など学習を後回しにしていると、「何もやっていないのに来月号が届いてしまった」という事態になりかねません。
通信教育で学力を伸ばすなら、主体性が大前提です。毎日同じ時間に通信教育で学ぶ習慣がつけられそうか、子どもとよく話し合ってみてください。
保護者のサポートが必要な場合がある
通信教育は、学習塾や英会話教室、家庭教師とは異なり、わからないときにすぐに質問できる相手がいないことがほとんどです。子どもがつまずいた時には、保護者のサポートが求められることもあるでしょう。
しかし、英語のサポートのハードルは割と高めかもしれません。正しい文法、ネイティブと同じような発音など、対面で教えてくれる先生と同じようなサポートはなかなか難しいのではないでしょうか。
低学年のうちは問題なくても、学習レベルが上がってくると直面しがちな問題です。でも、「ごめん、ママ(パパ)にもわからない」と放棄しては、子どものやる気が失われてしまうかもしれません。
事前に「通信教育を受講してわからないことが出てきた場合どうすればいいか」を親子でしっかり考えておくといいですね。
子どものレベルに合わないことがある
通信教育によっては、子どものレベルに合わないことがあるかもしれません。
たとえば、ゲーム感覚で楽しく英語を学びたい子どもにとっては、英検などの受験対策にもなりそうな本格的な学習だとつまらなく感じてしまうかも。
ほとんどの通信教育は、“お試し体験”など教材を体験できる期間を設けています。1社だけではなく複数社の教材・サービスを比較して、子どものレベルに合ったものを見つけましょう。
英語ビギナーの場合、フォニックスやアルファベットなど簡単なものから始めるのがおすすめです。
なお、保護者の意見も大切ですが、子ども本人の意見も尊重してあげてください。「これならやってみたい」と感じる教材があれば、きっと積極的に学習するでしょう。
初期費用がかかることがある
通信教育を選ぶ際、月額が気になりがちですが、月額以外にも費用がかかることがあります。
気になった教材があれば、「入会費用」「アプリの利用料」「タブレット購入費用」などが別料金になっていないか確認しましょう。
キャンペーンで安くなっていた場合も、「〇か月以上の継続が条件」など条件付きの費用になっていることもあります。万が一早くに退会したとき、違約金を請求されないかどうかも合わせて確認しておくと安心です。
小学生の英語通信教材の選び方
小学生の英語通信教材にはさまざまな種類があります。主な3種類の教材や、選び方のポイントなどを見ていきましょう。
教材の種類
まずは教材の種類から紹介します。お子さんは、動画を観るのが好きですか? それとも読書のほうが好きですか? 教材ごとに学習スタイルが異なるので、子どもの意見も聞きながら選んでいきましょう。
動画教材
ゲームやYouTubeなど、画面を使って何かを観る(する)のが好きな子どもには、画面を使った学習法がおすすめです。
タブレット教材なら、視覚・聴覚を使って英語力を伸ばせます。ゲーム感覚で取り組めるものもあるので長続きも期待できるでしょう。
ただ、ライティングの練習には少し物足りない部分があります。動画だとリスニングが中心になるので、「わかるけど書けない」ということも出てくるかもしれません。動画のサポートとして、紙の教材も併用すると良いでしょう。
テキスト教材
テキスト教材では、学校での学習のように「机に向かって勉強する」という基本的な習慣を身につけられます。落ち着いてじっくり取り組めるうえ、学校のテストと同じような問題が出題されるので実践的な学習にも向いているでしょう。
ただ、動画教材などに比べるとゲーム要素は少なめです。そのため、楽しみながら英語を身につけたいという子には向かない場合も……。どちらかというと、机に向かってコツコツ勉強するのが好きな子ども向けかもしれません。
なおテキスト教材の場合、オンライン辞書やアプリなどのデジタルコンテンツが付属していることもあります。タップすれば発音が聴けるものもあるので、紙+デジタルの本格的な学習が期待できそうです。
オンラインプラットフォーム
インターネットが普及している現在、オンラインプラットフォームを介した勉強もひとつの選択肢です。
パソコン(またはタブレットなど)を通して講師と1対1でやり取りできるので、リスニング力とスピーキング力の強化が期待できるでしょう。
オンラインプラットフォームは、講師を選べるのもメリットです(通信教材によっては選べないケースもあります)。子どもが好きな講師を指名できるので、「〇〇先生に褒めてもらいたい!」とモチベーションも高く取り組めるでしょう。
ただ、テキスト教材とは異なり、ライティングの機会はかなり少なめ。別でドリルを用意するなどフォローが求められます。
小学生の英語通信教材を選ぶポイント
動画教材、テキスト教材、オンラインプラットフォームなど、どれも特徴があるので選ぶのが難しいですよね。迷うときは、以下の3点を意識してみてください。
子どもの意志を優先する
英語の通信教育を選ぶ際は、子どもの興味を大事にしましょう。たとえば保護者は「テキスト教材がいいと思う」と考えていたとしても、子ども本人が「動画教材がいい」と要望しているなら、子どもの意思を優先することをおすすめします。
人は興味のあることなら積極的に取り組むことができるうえ、長続きします。まして子どもなら尚更。興味のないことだとストレスになってしまうかもしれません。「これならやってみたい」という気持ちがモチベーションになれば、英語力がどんどんレベルアップしていくでしょう。
学習スタイルに合ったものを選ぶ
動画教材、テキスト教材、オンラインプラットフォームは、それぞれ学習スタイルが異なります。画面を見ながらゲーム感覚で学びたいのか、紙の上でコツコツ学びたいのか、講師と英語で会話しながらスキルアップしていきたいのか。子どもの好みや意見を尊重しながら一緒に選んでいきましょう。
口コミやレビューを参考にする
英語の通信教材を選ぶにあたり、口コミやレビューも参考になります。特に参考になるのは、受講する子どもの年齢に近い子どもの保護者が投稿した口コミです。
「習った歌を楽しそうに口ずさんでいる」「オンラインの講師が楽しくリードしてくれた」「初心者にはレベルが高すぎた」というように、リアルな経験談は良い判断材料になるでしょう。
小学生におすすめの英語の通信教材13選
ここまで、小学生の英語通信教材の選び方を紹介してきました。次は具体的に、おすすめの13の通信教材を紹介します。
それぞれ特徴が異なるので、子どもと一緒にどれがいいか確認しましょう。無料体験期間も活用して、複数の通信教材を比較検討してみてくださいね。
1. ポピー Kids English
ポピー Kids Englishは、年中~小学3年生向けの英語通信教材です。
ポピー Kids Englishの大きな特徴は、「ポピペン」があること。ポピペンとは、文字や絵をタッチすると音声が聞けるペンのことです。「ストーリーページ」「ドリルページ」から構成される専用の本(「ポピペンBook」)で、楽しみながら英語を学べます。(初回月のみ、月会費とは別にポピペンの購入が必要です)
また「おはなしBook」では、英語で物語の朗読を聞くことができます。誰もが知るような有名なおはなしばかりなので、すでにお話を知っている子は英語をより理解しやすくなるでしょう。
しっかり教材も用意されていて、全3レベルの中において約1,400語を収録しています。これは小学校で習う英単語の2倍!早くから言葉を知っておけば、それだけ一歩リードできますね。
公式サイトの口コミでは、「生きた英語が身についている(年中)」「授業に楽しく臨めている(小学3年生)」「子どもが一人でも楽しく取り組める(小1)」などの声が寄せられています。
2. Z会
Z会の英語通信教材は、小学3年生~6年生が対象です。Webアプリ+テキストを併用しながら英語力を伸ばしていきます。
3~4年生は1回15分が目安。まだ耳が柔軟な時期なので、「聞く」学習を中心に、英語の音に慣れていきます。
5~6年生は1回20分が目安。学校の授業でも英語が本格的に取り入れられる時期なので、自分のことを伝えたり、他者のことを理解したりなど、実践的な英語力を身につけます。また5~6年生は、月に1回、外国人講師とのオンラインスピーキングを受講できます。予約は必要ですが、月額の費用の範囲内で受けられます。インプットとアウトプット、どちらもおこなうことで実践的な英語力が身につくでしょう。
Webアプリ「エブリスピークワールド」では、「聞く」「話す」力を伸ばしながら、テキストも併用して「書く」「読む」もできるようにしていきます。豊富なカラーイラストとわかりやすい例文で表現されているので、英語ビギナーの方もスムーズに取り組めるでしょう。
なお年に3回、「発音判定」が受けられます。タブレットやスマートフォンを使って、お手本の音声を真似してください。機械が自動で評価を判定してくれるので、いいフィードバックになりますよ。
3. 進研ゼミ 小学講座 Challenge English
進研ゼミ 小学講座 Challenge Englishは、小学1年生~6年生まで受講できます。チャレンジタッチなど学習教材を受講している方は別料金なしで受講可能ですが、外国人講師と会話するオンラインスピーキングは会員でも別途料金が必要です。
進研ゼミ 小学講座 Challenge Englishでは、一人ひとりのレベルに合わせたカリキュラムを受講できます。タブレットのレベルチェック機能から現在のレベルを機械が判定するので、「簡単すぎて退屈」「難しすぎてわからない」ということを回避できます。
また、タブレットに組み込まれているAIで、対話による実践的なレッスンを受けられます。自由会話ではありませんが、場面やテーマごとに提示された表現を用いながら、対話形式で学習を進行していきます。発音が良いと評価が高くなるので、まるで本当の講師とやり取りしているように感じられるでしょう。
「4技能検定対策テスト」では、「聞く・読む・話す・書く」の4技能をCEFR(語学の国際標準規格)に沿って判定します。スキルアップのためのアドバイスは、今度の取り組みの役に立つはず。
4. スマイルゼミ
スマイルゼミの「英語プレミアム」では、「HOP(小学1~2年生向け)」「STEP(小学3~6年生向け)」「英検対策」の3種類が用意されています。
「HOP」では、絵本や歌などを通して「聞く」「話す」力を身につけます。体験型の教材なので、英語ビギナーの子どもでも楽しく取り組めるでしょう。
「STEP」は、読み書きや発音練習などが中心です。また、初めて見る単語でもスムーズに読める力を養うため、フォニックス学習にも力を入れています。
「英検対策」では、英検5級~2級の対策ができます。一人ひとりのレベルに合わせて、英検によく出る問題を1,500~2,000問ピックアップ。繰り返し取り組むことで、効率的な目標到達を目指します。また本番前には、頻出問題トレーニングや弱点補強の講座で、隙なく対策!
なおスマイルゼミの「英語プレミアム」は、イード・アワード2022「子供英語教材」小学生部門において、総合満足度最優秀賞を受賞しています。
5. リップルキッズパーク
リップルキッズパークは、子ども専門のオンライン英会話教室です。
キャッチコピーは「『学校の英語だけ得意』にならない子に育てる」。講師との会話を通して、世界でも通用する実践的な英語力を身につけていきます。
講師の質もよく、公式ホームページには「先生ともっと話したいから英語を勉強する」という子どもたちの声が寄せられています。
レッスンは楽しさ重視で、ゲームをしたりフラッシュカードを使ったりなど、子どもが「英語って楽しい!」と感じるような工夫がたくさん。レッスンごとに講師に要望を提案できるので、「今日はパペットを使ってほしい」というように連携しながらすすめていきましょう。
「通常コース」では、オリジナル教材+市販教材で、インプットとアウトプットをバランスよく学んでいきます。「リップル英検コース」は、英語ビギナーの子ども向けのコースです。リップルキッズパークのオリジナル教材を使って学習をすすめていきます。
「英検二次対策試験」はオプションコースで、英検3級・準2級・2級の2次試験の面接対策を受けられます。
6. 七田式英語教材7+BILINGUAL
七田式英語教材7+BILINGUALには、右脳教育で有名な「七田式教育」のメソッドが詰め込まれています。
七田式英語教材7+BILINGUALでは、子どもの「英語のスイッチ」に着目。そのスイッチさえ押してあげれば、保護者が英語を教えなくても、また無理に英単語を覚えさせなくても、自然に上達していくのだそうです。
たとえば、フレーズ単位のインプット。子どもは英語を音として聞いているので、あえてゆっくり話さなくても、あるいは簡単な英語だけをチョイスしなくても、普通の英会話フレーズをしゃべれば良いとのこと。あとはその繰り返しで脳に定着させます。
でも、退屈な英語では覚えてくれません。だからこそ、子ども向けのストーリーで楽しく学べるように工夫されています。(世界7カ国を現地のお友達と一緒にまわるストーリーです。自然と地理や文化にも詳しくなりそうですね)
七田式のメソッドは、国際学士院の世界知的財産登録協議会から最優秀理論・世界知的財産に登録されているほど。子どもが持つ可能性の芽を、存分に引き出してあげられそうです。
7. QQ Kids
QQ Kidsの対象年齢は3歳~12歳。24時間受講できるので、他の習い事や友達との約束などと両立できます。
QQ Kidsで講師を務めるのは、子ども専門のプロ講師。ゲーム機能やペンツールなど、独自の方法で楽しく学べるよう工夫されています。
年ごろの子どもだと、レッスンの様子を見られるのを嫌がることもあるでしょう。でも保護者としては、「ちゃんとレッスンを受けられている?」と心配ですよね。そこで役立つのが録画機能。授業の様子を後から確認できるので、「あの発音良かったよ」「しっかり会話できていたね」など親子のコミュニケーションにも活用できそうです。
QQキッズの授業は、小学校〜有名大学まで300校以上の教育機関で導入されたり、価格.comの英会話人気ランキングでも40か月連続1位を獲得したりなど、実績や信頼多数。
学校の成績アップはもちろん、英検やTOEIC対策など幅広く使えます。
8. hanaso kids
hanaso kidsの対象年齢は、4歳~15歳。ユーザー満足度93.8%、レッスン実績800万回の実績を誇っています。
オリジナル教材の「English Steps」では、アクティビティやかわいいイラストなどで子どものモチベーションを上げていきます。また複数問題がクイズ形式なので、「勉強している」感がないのもポイント。ピンポン!と丸をもらえたら、うれしくてもっと進めたくなってしまいますね。
講師の質もよく、レッスンでは子どもをたくさん褒めて、やる気を引き出してくれます。初心者から英検3級レベルの受講ができるので、「ついていけない」ということもなく安心です。
hanaso kidsのレッスンを続けた子どもからは、「学校の授業が簡単に理解できた」「英語のアニメはお手のもの」など良い感想が続々と届いているそうです(公式ホームページより)。保護者からも「ゲーム感覚なので子どもが進んでやってくれる」「どの講師も子どもの扱いが上手」など多くの声が寄せられています。さすが、ユーザー満足度93.8%ですね。
9. kimini英会話
kimini英会話は、教育に70年の歴史を持つ「学研」が提供しています。
学研の持つ英語学習のノウハウを元に、一人ひとりに合ったレベルのレッスンをおこないます。レッスンごとに予習・復習が用意され、適切なタイミングで進捗度テストも実施。通信教材にありがちな「スケジュールがうまく立てられず結局放置」ということがないように工夫されているので、英語学習が自然な形で定着していくでしょう。
教材は、学研が監修したものを使っています。また独自のツールでオンラインをつなげるため、パソコン操作が苦手な方でも安心。
小学生コースはもちろんですが、中学生コース、高校生コースなども用意されているので、年齢が上がってもぜひ好きな講師と継続していきましょう。
ちなみに、kimini英会話の受講者のうち95%が「英語力が上がった」と効果を実感しているそうです(公式ホームページより)。予習・復習・授業の学習サイクルで、効率的に上達しましょう。
メールやLINEで相談できるので、「次回は英検対策がしたい」「今日はフリートーク」などレッスンの要望があれば伝えてみてください。
10. 名探偵コナンゼミ
名探偵コナンゼミでは、幼児~小学校低学年向けに「ジョイント・ストーリーテリング」という学習法を提唱しています。
これは、ストーリーを中心にした英語学習法です。ストーリーは、「うさぎとかめ」「赤ずきん」など誰もが知る名作。子どもは、わからない部分もなんとなく推測しながら聞き続けます。先生を真似してジェスチャーしながら英語を言ううちに、自然と本格的な英語を身につけられるでしょう。
学習ツールとしては、英語音声に楽しく触れられる「Great Fun Book」、RPG風すごろく型アドベンチャー「スゴロクENGLISH」などを提供しています。どちらも名探偵コナンのキャラクターは登場しませんが、リスニング力やスピーキング力を強化できるでしょう。
11. GLOBAL CROWN
GLOBAL CROWNの半年継続率は94%(公式ホームページによる)。多くの受講生が、英語学習を飽きずに続けていることがわかります。
GLOBAL CROWNの大きな特徴は、日本語も話せるバイリンガル講師が担当してくれるということ。日本語でのフォローが欲しいときや、英語ビギナーの小学生などは心強く感じるのではないでしょうか。レッスン終了後は、先生から記録メールが届くので保護者も安心ですね。
また通信教材だと子どもの進捗状況が見えにくいですが、学習時間や進捗状況、現在のレベルなどはすべてアプリから確認できます。「今日ちゃんと英語の勉強したの?」などの声がけが必要ないので、子どももリラックスして取り組めるでしょう。
レッスン以外にも、アプリで自主学習が可能です。AIを使った発音チェックや、スペルチェック、ライティングチェックなど、講師とのマンツーマン指導と変わらないサポートが充実。AIの活用で、英語力のトータルな伸びが期待できそうです。
12. eigopop(エイゴポップ)
eigopop(エイゴポップ)の対象年齢は4歳~14歳。楽しく英語を学べるように、オリジナル教材を使ってレッスンをすすめていきます。
たとえば、歌って覚えたり、漫画のセリフを自分で考えたり、カードを動かしてシーンをつくったりなど、楽しんで英語を学ぶ工夫がたくさん。教材アプリもeigopopが独自に開発したもので、操作も簡単です。
レッスンは、毎回決まったルーティンで進行します。講師が生徒のレベルを見ながら徐々に難易度を上げていきますが、納得がいくまで同じエピソードのレッスンを繰り返すことも可能です。
レッスンスケジュールは、専用のアプリで確認できます。先生からの『レッスン記録』も届くので、進捗状況も一目瞭然。「先生が『レッスン記録』で褒めてくれていたよ」など、子どもとのコミュニケーションツールにもなりますね。
なお講師はeigopop事務局によって割り当てられます。子どもごとの進捗状況を鑑みて、相性の良い先生とマッチングさせてくれるそうです。優しく楽しい先生との出会いが楽しみですね!
13. 公文式通信学習
公文式通信学習には、郵送で届くプリント教材で学習し、月に1度まとめて返送する「公文式プリント通信学習」と、手持ちのタブレットにアプリをインストールして学習する「Digital KUMON通信学習(KUMON CONNECT)」(2026年3月まで実証実験予定)の2つの学習方法があります。いずれも幼児~成人まで対応しています。
注目は実証実験中の「Digital KUMON通信学習(KUMON CONNECT)」。KUMON CONNECTアプリ(KUMON学習アプリ)にログインして21:00までに学習・提出(送信)すると、翌日14:00までに採点され、戻ってきます。週に1度の「コンタクトタイム」(自由参加)では、提出した教材を担当の先生がすぐに採点して返却してくれるので、モチベーションも保てるでしょう。
また、従来の「教室学習」においても、自宅でのオンライン学習と教室での学習を組み合わせて学習することができるようになっています(※実施していない教室もあります)。週に2回教室に通うのは難しいけれど、自宅で行う通信教育だけだと心配……という方は、このようなハイブリッド式の学習を検討してみるのもいいかもしれませんね。
小学校の英語の授業(外国語活動)の内容は?
小学校の英語教育(外国語活動)は3年生から必修化されていますが、具体的にどのような内容を学ぶのでしょうか。学校での学習内容を紹介します。
小学3年生、4年生の外国語活動の内容は?
小学3年生、4年生の外国語活動では、英語に慣れることに重点を置いた授業が行われます。たとえば英語の絵本を読んだり、英語の歌を歌ったり踊ったり、あいさつなどのコミュニケーションも重視されています。年間では35コマ(週1回程度)が割り当てられています。
授業例は以下の通り。
・小学3年生の場合:好きな色や物、身のまわりの物の説明、数の数え方など
・小学4年生の場合:曜日や時刻の言い方、持ち物の名前、欲しい物など
文字も学びますが、小学3年生の場合は大文字です。小学4年生になると小文字も学びます。
小学校の英語教育について、こちらの記事でも解説しています。
▶小学校での英語の教科化
▶新学習指導要領の「外国語活動」「外国語」とは?
小学5〜6年で英語が教科化!何をどこまで学ぶ?
小学5~6年生の場合、英語でのコミュニケーションを取ることに加え、「読むこと」「書くこと」も重視しています。そのため、たとえば日常会話を学んだり、簡単な読み書きを練習したり。年間では70コマ(週2回程度)が割り当てられています。
授業例は以下の通り。
・小学5年生の場合;好きな物などの表現を交えた自己紹介、活字で自分の名前を書く、できることやできないことなどの表現など
・小学6年生の場合:過去形、思い出を英語で伝える、他者紹介、将来の夢についての原稿作成など
小学6年生になると過去形を学ぶので、表現の幅が広がりそうです。スピーチの原稿作成など学習したスペルを活用する場面もあるので、英語への総合的な理解が深まるでしょう。
英語を得意にするために家庭でできること
今や小学校3年生から英語は必須科目であり、社会のグローバル化を考えても、英語は身につけるに越したことはないでしょう。子どもが英語を得意になるためには、家庭でのサポートも大切です。
たとえばYouTubeなどでネイティブの発音に触れたり、遊びの中で英会話を使ってみたり、英語版のアニメや映画を観てみたり……。「机に向かってガリガリ」という学習方法もありますが、自然と好奇心が湧くような工夫ができると良いですね。
また、おはようやおやすみなど簡単な英語を会話に取り入れると、自然な形で英語がなじんでいきそうです。
<家庭で取り入れやすい英語教育についてはこちら>
▶【小学低学年】親が苦手でも家で子どもの英語力を伸す方法
▶小中学生向けの勉強系YouTubeチャンネル20選
英語が身につくと、世界が広がります。小学生向けの通信教育はたくさんあるので、体験教材などを活用し、親子で話し合いながら「これ」というものを選んでみてくださいね。
※この記事は2024年8月の情報をもとに作成しています。
<小学生の英語教育についてはこちら>
▶小学生から始める英検3級対策
<通信教育以外の英語学習についてはこちら>
▶小学生には英会話教室と学習塾のどちらがいい?
▶小学生向けオンライン英会話おすすめ15選
▶小学生向け英語アプリおすすめ7選
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