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2023.10.07

母親の更年期×娘の思春期!「女性の二大ピンチ」が同時にやってきたときにできること

昨今の晩婚化にともない、出産年齢も高まっています。その結果、家庭の中で、母親の更年期と娘の思春期という「女性の二大ピンチ」が同時にやってくることも! どちらも心身が不安定な時期ですが、お互いのことを理解し合えれば、きっと笑顔で乗り越えられるでしょう。今回はそのノウハウが詰まった性教育本をご紹介しましょう。

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母と娘は、それぞれに自立した人生を生きている

2023年9月20日、朝日新聞出版から『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』が発売されました。

『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』(朝日新聞出版)

この本の著者は高尾美穂さん。高尾さんは産婦人科医で、NHKの番組などで知識を惜しみなく披露しては大きな反響を得ています。

そんな高尾さんが今回手掛けたのが、性教育本『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』。女性のからだとこころについて丁寧に伝えているので、娘さんがいる・いないに関わらず、また年代や性別問わず、すべての方に役立つ1冊になっています。

本書を通して高尾さんが何よりも伝えたいのは、「母と娘は、それぞれに自立した人生を生きているし、生きていく」ということ。

たとえば更年期の母親には、娘さんのためではなく自分自身の人生を生きることを。また思春期の娘さんには、女性として生まれたことで今後どのように体が変化していくのか、そしてどのような人生を歩むのかなどを、それぞれの立場に寄り添いながらわかりやすく解説しています。

赤ちゃんはどこから来るの?」への答え方から不妊治療まで

日本の性教育は、諸外国に比べてだいぶ遅れています。性の話はタブー視されがちで、特に親子間では「聞かない」「言わない」が暗黙の了解のようになっています。

『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』には、親から娘へ伝えたい情報がぎっしり。

たとえば、「セックスについて科学的に伝える」「直接質問が来た! 赤ちゃんはどこから来るの?」という“教え方”をはじめ、「生理用品についての誤解はありませんか?」「初潮を迎えるあなたに、からだで起きていることを話そう」「おっぱいがふくらみ始めたら、ちょっとあせって!」など思春期特有の悩みにもフォーカス。

また、「不妊治療について、考えていること」「赤ちゃんを産んでからのお母さんのからだ」というように少し先の将来の話まで、女性の“すべて”が丁寧に描かれています。娘さんに対する上手な伝え方も載っているため、「娘に性教育はしたいけれど、どう伝えればいいか……」と悩んでいる方は大きく前進できるでしょう!

更年期と思春期という難しい時期同士でも、むしろ難しい時期同士だからこそ、わかり合えることや伝わることがあるはず。

『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』でお互いのからだやこころを知れば、「二大ピンチ」が同時にやってきても笑顔で乗り越えられそうですね。

母親の更年期と娘の思春期という「女性の二大ピンチ」が同時にやってくることは珍しくありません。

このとき母親にできることは、娘に“女性”について教えること。自分の体が今どのような変化を迎えているのか、そして妊娠や出産など、『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』をヒントに性教育してあげましょう。

娘さんが“女性である自分”に誇りを持って、自分の人生を楽しんでくれたら良いですね。

<参考資料>
PR TIMES(株式会社朝日新聞出版)

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