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2023.08.10

イライラママだった私が、自由なゆるゆるママになったきっかけ

インスタグラムで育児にまつわる情報を発信している「ソクたまアンバサダー」。そんなアンバサダーのみなさんに、子育てや教育についてそれぞれの視点で執筆してもらうコラムです。今回は元小学校教員で3児のママである、上原さやかさんのコラムをお届けします。

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はじめまして。この度、ソクたまさんのコラムを書かせていただくことになった
上原さやかです。


12年間公立小学校で普通学級、特別支援学級、通級指導教室の担任をし、子どもに関わってきました。


そして自分自身も息子と双子の娘を出産して、3人のママになりました。今は、教員を退職して、お悩み相談や自己実現をしたい方向けに小学校教員時代に学んだ知識も使いながらカウンセラーをしています。

かつての私は、自分が望んで出産したけれど、ママになったら、目の前のことでいっぱいいっぱいになって、イライラしっぱなしの毎日でした。

そんな毎日をどうにかしたくて、教員の時に学んだ知識、そして子どもたちとの触れ合いのなかから、自由にゆるゆると毎日を楽しめるママへ変わる方法を考えました。


コラムでは、私が挑戦している方法をお伝えしたいと思います。

1:イライラする自分を許してあげる


イライラするのって、嫌ですよね。イライラしている自分のことを好きだという人は、なかなかいないと思います。

「イライラは持っていてはいけない感情。」「イライラを自分の中から排除したい。」そう思う方も少なくないのではないでしょうか。

私はイライラし続けると、次第に「イライラしている自分はダメだ」「イライラしながら子育てをしてる私はママ失格…」と、自分のことを自己否定していました。

自己否定は、自分で自分を否定し、傷つけるとても苦しい行為になります。

だからこそ、イライラをなくそうと頑張っていました。でも、イライラも感情のひとつです。人間なので、自然に出てきてしまうものですよね。

「イライラしてはいけない」と自分の感情を抑え込むことは、根本的な解決にならない。逆に、我慢をしすぎて自分の感情を麻痺させてしまうこともあると気付いたんです。

それからの私は「イライラする感情はあって当たり前」「こんなことがあったらイライラしてしまうのはしょうがないよね」と、イライラする自分を許してあげるようになりました。

これは、イライラに限った話ではありません。

不安、焦り、怒り、悲しみ、嫉妬……。そんなネガティブな感情と言われるものを「悪いこと」「自分のなかからなくしたい」と思っていました。

だけど、こういったネガティブな感情も、自然に出てきてしまうものです。

まずは、ネガティブな感情を否定せず、自分を許してあげること。これだけでぐっと育児がラクになりました。

2:イライラが自分のほしいものを教えてくれる

子育てをしていると、イライラしてしまうことはどうしても多くなります。

できれば機嫌よく、にこにこしたママでいたいのにできない。そう思う時期があり、イライラした感情になることに抵抗がありました。でも、イライラする感情を嫌ってしまうのはもったいないと気づきました。

イライラしてしまうのは、無意識にたくさんのストレスが積み重なって、自分が我慢をしすぎている証拠。自分のキャパシティを超えて、一度にいろんなものを抱えこみ過ぎているのかもしれない……。

「本当は家事や育児を手伝ってほしいけど、1人で頑張りすぎている」

「子どものために苦手な人とも我慢して人間関係を築いている」

「一人の時間がほしいのに、なかなかとれない」

そうやって、かつての私のように色々なことを我慢しているママも多いのではないでしょうか?

私はイライラし始めたら、「私は何か我慢をしているのかも」と考え、その我慢している原因を減らすことで、イライラも減らすようにしました。

不安なときは「自分を安心させるものがほしいと思っているんだな」

されて嫌なことがあったときは「私をもっと大切に扱ってほしいと思っているんだな」

嫉妬の感情が芽生えたら「私もそれを手に入れたいと思っているんだな」

こんなふうに、マイナスな感情も自分自身の気持ちに気づくヒントになります。

そう思ってからは、ネガティブな感情を毛嫌いせずに、「この感情が私に何かを教えてくれるんだ」と考えるようになりました。まずは自分で自分の味方になってあげること。それが大事だと思いました。

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上原 さやか

元公立小学校教員。息子と双子の娘の3人のママ。産後の辛い育児生活の中で出会った考えをもとにセラピストを目指し、2018年に独立。カウンセリングでは心が軽くなるような悩みの解決法や、自己実現の方法を伝えている。

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