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2023.06.29

【気まぐれ中学受験】小4次男がお受験を決意!塾には行かない?

インスタグラムで育児にまつわる情報を発信している「ソクたまアンバサダー」。そんなアンバサダーのみなさんに、子育てや教育について、それぞれの視点で執筆してもらうコラムです。今回は、中学受験サポートの経験やコツを発信している、ポチたま中学受験さんの子育てコラムをお届けします。

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今年2月、長男の中学受験が無事に終わりました。

4年生は自宅学習でしたが、5年生で日能研に入塾。6年生でSAPIXに転塾し、第1志望の学校に合格しました。

新しい友達もできて、毎日楽しそうに中学校に通っています。

長くて苦しい戦いの日々が終わったのも束の間、次は小学4年生の次男が「中学受験をしたい」と言い始めました。

そもそも次男はあまり勉強が好きではありません。性格も生真面目な兄とは正反対に自由で気ままなタイプです。兄の受験勉強の様子を見て、受験はしたくなさそうだったのですが……。

意外な決断だったのですが、やるからには家族全員で応援したいと思います。

長男が「受験をするんだったらこれをあげるよ」と渡してくれたものがあります。

それはボロボロになったフリクションのボールペンでした。

まるで兄から弟に受け継がれたバトンのようです。果たして、無事にゴールまで走り切ることができるのでしょうか?

なぜ中学受験をすることに?

では、なぜ勉強が好きではない次男が中学受験をすると決断したのか?

我が家では、無理に受験を勧めているわけではありません。

勉強が好きな子もいれば、スポーツが好きな子もいます。「やりたいことは自分で決める」のが家族の方針です。

ただ、選択肢として中学受験というものがあることは、きちんと説明してあげたいと考えました。

そこで「子どもから大人になるまで」のロードマップをイラストで作成し、中学受験する場合としない場合の流れを説明したのです。

説明した時期は、小学3年生の夏休み頃でした。それくらいの時期になれば、卒業後の人生も想像できる年齢です。

「子どもから大人になるまで」ロードマップ

次男はこのイラストをしばらく眺めたあと「俺、やっぱり中学受験するわ」と言いました。

ポイントになったのは、中学から高校に入るときの受験でした。中学に入ってもすぐに高校受験の準備があるのなら、なんとなく生活が落ち着かないと感じたそうです。

それなら今のうちに受験勉強を頑張って、「中学と高校は一貫校で過ごしたい」というのが次男の本音でした。

このように自分自身で選んだ道を進むことは、最終的には学習へのモチベーションにつながると思います。

「子どもの人生を親が決めるのではない」ということは常日頃から気をつけたいことですね。

4年生は塾に行かないスタイル

中学受験をすることになりましたが、すぐには塾に行きませんでした。これは長男の時も同じで、4年生の間は家庭学習でも対応できたからです。

昨今、低学年から塾に通うケースも増えていますが、自宅で学習習慣がつけられるなら、そこまでの必要性は感じていません。友達と外で遊んだり、家族で旅行できる時間を大切にしたいと考えています。

とはいえ、ある程度は学習しないと5年生になってから困りますよね。

そこで我が家では「四谷大塚の予習シリーズ」を使って学習することにしました。

これは、大手塾のテキストとしては珍しく市販されているので、個人の学習塾などでも使われている問題集です。

4年生までなら、親でも教えられるレベルですし、我が家には長男もいるので、困ったときは頼りたいと思います。

次男の算数ノート

あとは、スタディサプリの動画授業も活用しています。

こちらは主に理科と社会の学習に使っていて、ゲーム感覚で取り組んでいます。

大切なのは「勉強を嫌いにならないこと」です。いま勉強が嫌いになったら、たぶん一生嫌いになりますよね。

常に「褒めて伸ばす」という方針を忘れないように気をつけています。

1週間の学習スケジュールは?

試行錯誤した結果、1週間の学習スケジュールが決まりました。

まだ習いごとも多いので、無理のない計画にしています。長男が4年生の時もこれくらいの学習量でスタートしました。

ただ当時は、結果として成績が上がっていったので、御三家レベルを目指す「ガチ受験」に移行したのです。

次男は「ゆる受験」をする予定なので、少しずつ学習習慣を定着させていく方針です。

学習計画のポイントは「勉強した日にゲームができる」こと。

決して無理に勉強をさせるわけではないのですが、ご褒美はあるとモチベーションは上がりますよね。

この「ゲームシステム」は、かなり効果的なのでオススメです。

予想外の展開!どうなる中学受験?

順調に中学受験の学習をスタートした5月、予想外の出来事が起きました。

それはゴールデンウィークに何気なく行った「少年野球の体験会」です。

最近、やたらと「野球」をテーマにした漫画を読んでいたので、近くの公園でやっていた少年野球チームの体験会に参加してみました。

親としては、なんとなく休日の息抜き程度に考えていたのですが……。帰宅した次男が「俺、野球チームに入りたい」と言い始めたのです。

「え??」と家族みんなが凍りつきました。

野球チームに入ると週末は練習や試合の予定が組まれます。我が家の学習スケジュール的にも、週末が潰れるとかなり厳しい状況です。

なんとか野球チームに入らなくても野球を楽しめる方法はないか……。

SNSやGoogle、ChatGPTまで駆使して、情報を集めていきました。ここが親の腕の見せどころ……。しかし、そんな方法はありませんでした。

そもそも「自分のやりたいことは自分で決める」のが我が家の方針です。

中学受験はOKなのに、野球はダメというのでは筋が通りません。こうして気まぐれで自由な次男は、突然、野球少年になりました。

夜な夜なリビングで、シャドウピッチングをしています。野球をやるからには、チームのエースになりたいそうです。

もちろん、中学受験の学習も続ける予定です。さっそく学習スケジュールの修正に着手しています。

はたして、どんな受験になるのでしょうか?

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ポチたま中学受験

中学受験サポートの経験やコツをブログとSNS で発信中。長男は受験した学校を全て合格し、第一志望の中高一貫校に通っている。また今年、小学4年生になった次男が中学受験すること決めたため、新たな中受サポート生活が始まった。Instagramではフォロワーからの学習相談なども受け付けている。

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