• facebook
  • twitter
  • LINE
  • hatena
2023.05.21

偏差値60以上の中学に通う生徒は、幼児期にどんな習い事をしていたのか?

難関中学に合格するためには、学業成績はもちろんのこと、思考力、創造力、集中力などさまざまなスキルが問われます。そこには、学校だけでは身につかないスキルもあるでしょう。では、偏差値60以上の中学に通う子どもたちは、幼少期にどのような習い事をしていたのでしょうか?

  • facebookfacebook
  • twittertwitter
  • LINELINE
  • hatenahatena

ひまわり教育センターは、子どもの幼児期(3〜6歳)の生活や教育について、「偏差値60以上の中学校に通うお子さんをもつ保護者100人」「それ以外の中学校に通うお子さんをもつ保護者100人」にそれぞれアンケート調査をおこないました。

「偏差値60以上の中学校に通う生徒」がやっていた習い事は?

「偏差値60以上の中学校に通う生徒」は、幼児期に次のような習い事をしていたそうです。

出典:PR TIMES

最も多いのは「スイミング」、続いて「ピアノ、ヴァイオリンなどの楽器」、3位が「英語」でした。「公文」や「知育系の幼児教室」に通っていた子も一定数いるようですね。

では、習い事の数はいくつだったのかというと……

出典:PR TIMES

最も多いのは「3つ」。続いて「2つ」「1つ」でした。難関中学に合格するようなお子さんは、週5~週7でみっちり……というイメージがあるのですが、意外にそのような子は少ないようです。それどころか「させていない」という回答も12%ありました。

「偏差値60以上の中学校に通う生徒」がやっていた習い事は?

では、「それ以外の中学校に通う生徒」について見ていきましょう。いわゆる“普通”の生徒がしていた習い事はこちら。

出典:PR TIMES

「スイミング」が群を抜いて圧倒的1位! 2位「英語」、3位「体操」と続きます。

スイミングが1位なのは偏差値60以上の中学校の生徒も同じですが、「ピアノ、ヴァイオリンなどの楽器」は4位。「英語」「公文」も、難関中のお子さんと比較すると、回答率が低めですね。

習い事の数も見ていきましょう。

出典:PR TIMES

「1つ」が42.2%で最多ですが、「させていない」も31%とかなりの数字。3つも4つも詰め込んでいる家庭はほとんどなく、「1つ」「2つ」「させていない」のいずれかの場合が多いことが分かります。

以上の結果から考察すると、「偏差値60以上の中学校に通う生徒」「それ以外の中学校に通う生徒」は、幼児期の習い事の種類が異なっているようです。

どちらも「スイミング」が1位ですが、「偏差値60以上の中学校に通う生徒」は「ピアノ、ヴァイオリンなどの楽器」の習い事を多くしている傾向が見られました。

音楽に触れると、脳機能が向上することが研究でわかっています。

たとえば一般社団法人・日本子ども音楽教育協会の理事長・滝澤香織さんによると、両手を駆使するピアノでは、右脳と左脳のどちらも活性化するそうです。米バーモント大学のジェームズ・ハジアク教授も、楽器の練習は集中力を向上させる効果があるとしています。

一見「音楽」と「学力アップ」は関連がなさそうですが、脳を鍛えるという意味で効果があるのかもしれません。難関校合格を目指すなら、音楽の習い事を検討してみるのもいいかもしれませんね。

<参考資料>
PR TIMES(イノベーションシステム株式会社)
ヤマハ音楽教室
こどもまびラボ

子育てのお悩みを
専門家にオンライン相談できます!

「記事を読んでも悩みが解決しない」「もっと詳しく知りたい」という方は、子育ての専門家に直接相談してみませんか?『ソクたま相談室』には実績豊富な専門家が約150名在籍。きっとあなたにぴったりの専門家が見つかるはずです。

子育てに役立つ情報をプレゼント♪

ソクたま公式LINEでは、専門家監修記事など役立つ最新情報を配信しています。今なら、友だち登録した方全員に『子どもの才能を伸ばす声掛け変換表』をプレゼント中!

「ソクラテスのたまご」編集部

大人のための子育て・教育情報サイト「ソクラテスのたまご」で、子育て・教育の専門家150名以上の取材協力や監修のもと子育てに関する確かな情報を発信中。子育て・教育の悩みに特化した日本最大のオンライン相談サービス「ソクたま相談室」を運営。編集部員は、全員が子育て中の母親、父親です。|公式インスタグラム公式LINE

\ SNSでシェアしよう /

  • facebookfacebook
  • twittertwitter
  • LINELINE
  • hatenahatena

ソクたま公式SNS