教育は未知にあふれている

ソクラテスのたまご

2019.08.07

【有名国公立大学合格者に聞いた!②】小学生のうちに身につけておきたい生活習慣とは

前回の記事では、有名国公立大学合格者への取材を通し、大学受験に打ち勝つために、小学生のうちから身につけておきたい“勉強グセ”について記述しました。今回は、同様の取材を通して知った小学生のうちに身につけておきたい“生活習慣”について紹介します。

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有名国公立大学合格者に共通する4つの生活習慣とは

首都圏にあるいくつかの国公立大学の学生たちに、合格に向けての勉強法、所属する学部を選んだ理由、キャンパスライフなどをテーマに、取材を重ねてきた筆者。

 

現役大学生たちから話を聞くうちに、前回の記事で紹介した勉強グセに加えて“生活習慣”についても4つの共通点があることが分かりました。

 

規則正しい生活を送っている

国公立大学受験のための勉強は、多科目にわたるためとても大変ですが、彼らは一様に、「就寝時刻と起床時刻は決めていた」と言います。だらだら夜更かしせず、一定の睡眠時間を確保して朝すっきり目覚めることで、「今日も勉強をがんばろう」と思えたそうです。

 

スマホ使いを自分でうまくコントロールしている

みなさん、スマホでついネットサーフィンしないよう、スマホ使いの時間を制限できるアプリを上手に使って誘惑を断ち切っていました。入試直前になったら、スマホごと保護者に手渡し保管してもらったという学生も。

 

行き詰まったら気分転換を

受験勉強中は、やる気がダウンしたり不安になる時もあるもの。そんな時は、好きなお笑い芸人のビデオを見る、近所を散歩するなど、自分なりの方法で気分転換していました。

 

毎日、新聞に目を通す

二次試験や小論文対策も含め、ほとんどの学生が、毎日新聞に目を通していました。AO入試にも役立ったそうです。

 

学生以外の人と話す時間を意識して作る

学生のみで交流するのではなく、家族はもちろん近所の人、イベント等に出かけて企業と話をするなど、自分の世界を積極的に広げていこうという意識の高い学生が多かったです。広い世界に興味をもつことで好奇心を刺激し、勉強への探求心も育てていたのかもしれません。

 

 

 

将来の生活習慣のために今、保護者ができること

夏休みなど長い休みになると、どうしても生活が乱れてしまいがちですが、「昨日夜更かししてしまったら、今日は必ず早めに寝る」など、早期に軌道修正すれば問題ありません。家族で規則正しい生活を心がけましょう。

 

また、上記では、自分なりの気分転換を挙げました。小学生は、ゲームとの向き合い方で悩む保護者も多いと思いますが、大切なのは、「ここでやめよう」とスイッチをOFFするセルフコンロトール力です。大学受験時になっても、セルフコントロール力が育っていないと、気分転換がダラダラと続いて充実した受験生生活を送ることは困難になってくるでしょう。ゲームやスマホは小学生のうちから各家庭でルールをもうけ、見守って行くことが、将来の「セルフコントロール力」につながります。

 

さらに、小学生から大人向けの新聞を無理して読む必要はありませんが、本人に意欲があれば「小学生新聞」を購読したり、家族でニュースを見ながら意見を交換したりするのもよいでしょう。

 

 

 

子どもを自立した大人に導くために

子育ての目標を“子どもを自立した大人に導く”ことと考える保護者は少なくありません。大学受験はあくまでも、その過程のひとつです。

 

“大学に合格するため”ではなく、日々の生活習慣を見直し、子どもの勉強を見守りながら、得意科目、不得意科目を知ることで、“自分には何ができるのか”“自分は何の勉強をしているときが楽しいのか”に気づかせることが大切です。

 

また、学校生活以外にも、旅行、スポーツ、音楽、芸術などさまざまな体験をさせ、「こんな大人になってみたい」「こんな仕事をしてみたい!」などとイメージできるような働きかけを生活の中でできていけることで広い世界へ興味が広がっていくかもしれません。

 

自分で考えて選択し、自立してよりよい人生を歩んでいけるように生活習慣を見直していきましょう。

 

 

長島 ともこ

長島 ともこ

2人の子供を持つフリーエディター、ライター。500件を超える取材経験があり、育児、妊娠&出産の分野を中心に書籍、雑誌、WEBの編集、企画、ライティング業務などに携わっている。小学校でPTA執行部・広報委員長をつとめたことをきっかけに「PTA広報誌づくりがウソのように楽しくラクになる本」(厚有出版)などの著書も出版し、全国で講演活動も行っている。

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