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2019.07.15

未来への第一歩。人気の社会科見学で学ぶさまざまな業界

子どもが将来の夢を探すきっかけのひとつになるかもしれない、社会科見学。子ども向けの職業紹介の本もたくさん出版されていますが、実際に現場へ足を運んでみるとより理解が深まりやすいはずです。この記事では子どもの社会科見学について紹介します。

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社会科見学の意義とは?

社会科見学は、子どもが学校・家庭・習い事以外の世界を知る良いきっかけとなります。学校を通してだけではなく、関心のある社会科見学先を回ってみることで将来の夢や目標が見つかるかもしれません。

また、職業とまではいかなくてもこれまで知らなかった分野を知ることで多くの発見もあるはず。そうした発見が良い影響を及ぼし、子どもの学習に対する取り組みを変えていくこともあるでしょう。

社会科見学先によって学べる内容はさまざま。例えば、工場見学ではモノが作られる工程や企業が時間をかけて確立してきたノウハウを学ぶことができるでしょうし、博物館や美術館への訪問は施設利用について学ぶ機会にもなります。自分の暮らす地域の施設や工場について学習機会を得ることは、生涯学習の観点からも大きな意義があります。

社会科見学は具体的にどんな内容なの?

社会科見学に訪れることができる場所や内容の一例を紹介しましょう。

国内と海外を結ぶ物流の一大拠点を探検できることで参加者に好評を博している「ヤマト運輸羽田クロノゲート」。日本各地、あるいは海外に対し荷物を輸送する場所で東京都大田区羽田にあり、日本有数の複合物流施設として知られています。解説時間は90分。料金は無料でお土産ももらえます。グローバルに展開するサービスを目の当たりにでき、子どもにとって貴重な機会になります。

東京都渋谷区にある「NHKスタジオパーク」は、子どもだけではなく大人も楽しめること間違いなし。アニメのアフレコができる「アニメファクトリー」、アナウンサーやカメラマンになりきる「スタジオパークNEWS」、映像と音を組み合わせて動画を作成できる「クリエイティブラボ」など、楽しいコーナーが豊富です。高校生以下の子どもは無料なのもうれしいポイント。テレビという日頃から親しみのあるメディアの舞台裏をのぞく経験は、情報化社会を生き抜く世代にとって大きな学びにもなります。

他にも、全国さまざまな社会科見学先があるので調べてみてください。

社会科見学先を探せるおすすめのサイト

いざ社会科見学先を探そうと思っても、どうやって探せば良いのか分からない人もいるはず。まずはどんな場所へ見学に行きたいのか子どもと一緒に相談した上で、下記のようなサイトを参考にするのがおすすめです。

学研キッズネット「全国工場ナビ

工場見学を希望するなら、このサイトが便利です。工場見学にまつわるあらゆる情報が盛り込まれたサイトで、全国の見学先から選べます。工場に足を運ぶことで、子どもが日常的に親しんでいる商品や製造工程を実際に見ることができますし、、子どもの記憶に残りやすい体験型の企画を用意している工場もあります。

子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ

見学先の候補を絞り込まず探したい場合におすすめです。親子で遊べるさまざまなスポットを紹介するサイトで、社会科見学特集ページが用意されています。

関西の見学可能な産業施設ガイド 施設一覧表

特定の地域に限定した、経済産業省の近畿経済産業局公開のサイトもあります。各自治体のサイトでも、おすすめの観光先として社会科見学できる場所を紹介していることが多いのでチェックしてみましょう。

旅行会社主催のバスツアー

社会科見学をテーマに据えたものがあり、社会科見学をしながら旅行気分も味わえ、1日で効率良く回れるのがメリットです。

社会科見学は、子どもが将来の夢や目標を考える下地を作るきっかけにもなります。できるだけ多くの見学先に足を運ぶ機会を作り、子どもの引き出しを増やしてあげてください。地元でも意外と知らない見学先はたくさんあるので、ぜひいろいろなサイトを活用しましょう。

稲石加奈

教育・受験指導専門家の西村創が主宰する「西村教育研究チーム」のメンバー、フリーライター。大学卒業後、書店に勤務し、実用書や旅行書、新書等、幅広く売場を担当。書籍を扱うプロとして常にアンテナを張り、多岐にわたるジャンルに対して学びの姿勢を貫く。その後、医療系商社勤務を経て、難関中学受験をメインに据えた進学塾の講師を務める。 出産を機に退職し、現在はフリーライターと双子の母を兼業中。台風のようなちびっ子たちに日々振り回されている。

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