教育は未知にあふれている

ソクラテスのたまご

2019.04.13

すぐに実践できる! 子どもの集中力を鍛えるための方法とは

子どもが勉強を始めても、他のことに気をとられてなかなか進まない、という経験はありませんか? なかなか勉強に集中しない、またはすぐに飽きてしまう我が子にやきもきしている・・・ということも多いのではないでしょうか。そこで、集中して勉強するために、試してほしいこと紹介していきます。

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集中力がないかも・・・その行動パターンを分析

第一に考えられる行動のひとつとして、授業中、上の空になっている子供は多いものです。しかし、効率的な勉強を目指すためには授業時間内に内容を理解するよう努める必要があります。

 

授業を集中して受けきれていないのであれば自宅での勉強量を増やして補うしかありません。では、自宅ならば集中できるのかといえば、なかなかそうもならないものです。

 

勉強を始めたと思えば携帯を触り始める、お菓子を食べる、漫画を読み始めた、と脱線に次ぐ脱線もおおいに考えられるでしょう。それではたとえ一時間机に向かっていたとしてもごくわずかな時間のみしか勉強できていないことになります。

 

では、塾や図書館の自習室ならばどうでしょう。

 

塾は友達のいる環境ですから、ついおしゃべりに興じてしまう可能性もありますし、図書館は親の監視がないため、中座をくり返してしまう・・・ということもあり得ます。

 

親としても、常に実態を把握できるわけではないため、やきもきするかもしれません。

 

 

子どもの集中を妨げる原因として考えられること

授業に集中できていない理由を問うと、多くの子供は『つまらないから』と答えがちです。。しかし、多くの場合は授業時間内にすべて理解して帰ろうという意識や、見直せるノートを取ろうという気持ちが欠如していることに起因してきます。

 

つまり、主体的に授業を受けようという気持ちになってなっていない可能性が高いことに結びついてくるのです。

 

また、また、家庭学習において遊び始めてしまう子どもは、勉強する環境づくりができていないことも考えられます。例えば、おもちゃやゲームなど部屋の中に集中力を削ぐものがあると、どうしてもそちらに気持ちが向いてしまいます。

 

加えて自由な環境から、つい「ながら勉強」をしてしまう可能性もあるでしょう。音楽を聴き「ながら」集中して勉強するのは、意外と難しいものですよね。

 

塾での自習が効率的に進まない場合は、自習室で私語が飛び交っていないか子どもに確認してみてください。

 

 

 

 

 

家庭や塾でできる集中力アップのための工夫

集中力がないかも・・・と感じたら、まずは親子で話し合いの場を持ちましょう。塾に通っているのなら塾講師も交えての三者面談をおすすめします。

 

子どもの目標は何か、それを達成するためにはどういった進路が最適か、その進路のために必要な学力はどのぐらいで、それを身につけるためにはどれだけの勉強量が必要なのか、などを整理してみるとよいと思います。

 

話し合いが終了したら、次はその結果を計画表に落とし込みます。月ごと週ごと日ごとにどう学習していくべきかがわかるようにしましょう。やるべきことが可視化されることが大切です。

 

つぎに計画が定まったら部屋を片付けましょう。集中の妨げになるものは全て片づけるのがポイントです。

 

また、今まで音楽を聴きながら勉強していた場合は聴くのをやめ、音楽ありとなしではどちらが効率的な勉強が可能なのか試すのがよいでしょう。この辺りは個人差があるものです。

 

塾の自習室に関しては塾側に見回りや声がけをお願いしましょう。座席も、仲良し同士が隣にならないよう離してもらったほうがよい場合もあります。

 

勉強する場所がどこにせよ、その日やる内容をあらかじめ決めておいて”やりきるまでは終われない”としておくと、目標が見えて進めやすくなります。じつはこの目標が定まらないと、学習に対して受け身になり勉強に集中するのが難しくなるようです。

 

以上のように何をどうすればよいのか具体的な道筋を明らかにし、環境を整えた上で勉強に臨んでみましょう。子どもにとって集中しやすい環境づくりをぜひサポートしてあげてくださいね。

 

稲石加奈

稲石加奈(監修:西村創)

教育・受験指導専門家の西村創が主宰する「西村教育研究チーム」のメンバー、フリーライター。大学卒業後、書店に勤務し、実用書や旅行書、新書等、幅広く売場を担当。書籍を扱うプロとして常にアンテナを張り、多岐にわたるジャンルに対して学びの姿勢を貫く。その後、医療系商社勤務を経て、難関中学受験をメインに据えた進学塾の講師を務める。 出産を機に退職し、現在はフリーライターと双子の母を兼業中。台風のようなちびっ子たちに日々振り回されている。

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