教育は未知にあふれている

ソクラテスのたまご

2019.02.26

勉強の効率も成果も格段にアップさせる時間の上手な使い方

勉強は時間をかければよいものではありません。ダラダラと机に向かっていることが勉強の価値を下げてしまい、逆効果になっていることもあるのです。効率的に結果を出せるように勉強をするためには、時間を上手に使う必要があります。そこで、今回の記事では時間の上手な使い方について紹介します。メリハリをつけた家庭学習法をぜひお子さんに伝授してくださいね。

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勉強に取りかかる前に時間配分を決める

勉強×時間を考えるなら、まずは勉強を始める前に取り組む内容に合わせて時間配分を決めておきましょう。この単元とこの単元は何分で処理し、全体としては何時までに終わらせる、といった形でざっくりと割り振ります。自分の解くスピードより少しだけタイトな時間配分にするのがおすすめです。

 

実は、目安がないまま解いているとマジメにやっているつもりでも必要以上に時間がかかっている場合があります。常に時計を確認しながら解くぐらいの緊張感があったほうがよいのです。

 

このとき、もし予定時間を過ぎてしまったら、どこに原因があったのかを分析することも大切です。もし、苦手な単元でタイムロスしたのであれば、今後、克服していかなければなりません。仮に答えが正解でも時間内に解き終わらない問題は、試験で得点につながらないからです。

 

また、問題を解くスピードを上げていくためには、類題を含めてやりこむ必要があります。苦手な単元にはマークをつけておき、時間を置いてから再度取り組んでみましょう。どの類題をやればよいのかについての判断は、学校の先生や塾講師に相談させてみてくださいね。

 

 

 

時間を意識することで得られるメリットとは

テストや受験は制限時間が決まっています。時間内に解くためには、自分がどのぐらいのペースで問題を処理できるのか把握しておかなければなりません。かかる時間を予想できれば、このままでは間に合わないという状況におちいったとしてもペース配分や問題の優先順位を変更することができます。

 

テストや受験において結果を左右するのは実力と経験から磨かれるとっさの判断力です。

 

また、速度を上げて勉強できるようになれば短期間に目標を達成できます。勉強以外にやりたいことがある場合、両立がしやすくなるでしょう。本来2時間かかっていた内容を1時間で終わらせることが可能になれば、残り1時間でほかのことに取り組めるようになるからです。

 

勉強に専念したい場合でも、同じ時間で得られる効果は倍増ですから、成績向上や志望校のランクアップが実現できます。一日あたりの勉強量が増えれば、それは積み重なって大きなものとなるはずです。学力の飛躍的な向上が望めます。

 

日常生活の中で時間への意識は育まれる

小学生の中には、まったく時間を意識しないで過ごしているタイプもいます。そうしたタイプは、塾の授業でものんびりていねいに解いていくため非常に効率が悪く、成績はなかなか上がりません。授業に遅刻したり、宿題を期限までに仕上げてこなかったりなど、勉強に対する姿勢全般がルーズな傾向もみられます。

 

もちろん、見方によってはのびのびした姿勢ともいえるわけで、そうした子どものあり方は全否定されるべきものではありません。しかし、受験などの明確に達成したい目標がある場合には注意が必要です。

 

改善するためには、日常的に時間への意識を育んでいく必要性があります。まずは腕時計をつけさせるようにし、友だちと遊ぶ際は、帰宅時間を守るというところから始めましょう。家庭での生活リズムを整えていきましょう。

 

時間を意識することで、子どもの可能性はぐんと広がります。これまでできなかったことも能力が足りなかったわけではなく、時間の使い方が上手くなかっただけなのかもしれません。親子で協力して時間の使い方を学んでいきましょう。

 

稲石加奈

稲石加奈(監修:西村創)

教育・受験指導専門家の西村創が主宰する「西村教育研究チーム」のメンバー、フリーライター。大学卒業後、書店に勤務し、実用書や旅行書、新書等、幅広く売場を担当。書籍を扱うプロとして常にアンテナを張り、多岐にわたるジャンルに対して学びの姿勢を貫く。その後、医療系商社勤務を経て、難関中学受験をメインに据えた進学塾の講師を務める。 出産を機に退職し、現在はフリーライターと双子の母を兼業中。台風のようなちびっ子たちに日々振り回されている。

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