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2019.02.15
2020.08.22

小学生の家庭学習は、予習と復習どちらを優先すべき?

小学生の家庭学習、なにをどのくらいすればいいのか悩みますよね。学習塾に通っていない場合、学校の宿題だけでは少し不安…というとき、予習と復習のどちらを優先すればいいのでしょうか。進学塾に通っていない場合、小学生の家庭学習は復習の方が大事であると言えます。予習と復習それぞれのメリットと、なぜ復習がおすすめなのか、その理由を紹介します。

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予習をすることで積極的に授業に臨める

予習のメリットは、なんといっても授業の内容が事前に分かることです。予習を行うことで授業の内容が頭に入ってきやすくなり、余裕をもって先生の話を聞けるようになります。

さらに、予習をする中で自分の考えをまとめたり、あらかじめ問題を解いたりすることができるため、ふだんは発表が苦手な子も率先して手を挙げやすくなります。つまり自信をもって積極的に授業に参加することができるようになるわけです。

そもそも中学校以降は予習が必要になっていきます。小学生のうちから進学に向けた習慣づけの一貫として予習を行うのもよいでしょう。

一方で、授業中に新しい知識を身につけられるというワクワク感が薄れてしまうため、新鮮味がなくなってしまう可能性もあります。「もう分かっているから」と授業に集中できなくなることもあるので、注意しましょう。

復習することで学びが定着する

復習の最大のメリットは、学習の定着が期待できることです。学校で一度解けたからといって、明日、一週間後、一か月後、同じように解けるとは限りません。よくいわれるように、“わかる”と“できる”は別物です。授業でわかったことを、のちに自分ひとりでもできるよう定着させるには、どうしても復習が必要なのです。

毎日の宿題も、学校で新しく学んだことを家庭で復習するために出されます。学校の勉強はどんどん進んでいきますから、家庭できちんと復習して定着させないと、次の発展的な問題を解くことが難しくなってしまうでしょう。これは、小学生のうちはピンとこなくても中学校に進学するとより顕著になっていくことでしょう。

家庭で復習を行い、授業中に“わかったつもり”になっていた問題をもう一度解くことで、実は“わかっていなかった”ことに気づき、“本当に理解する”ことへ繋げることができます。

このためにも、復習するときには問題を解きっぱなしで終わるのではなく、答え合わせと解き直しもセットで行うことが理想です。解説がある場合はそれも読み、解き方の確認をするようにしましょう。

小学生の家庭学習では復習がおすすめ

最初に述べた通り、小学生の家庭学習で優先すべきは、“予習”よりも“復習”です。なぜなら、小学校の教科書は自学自習向きに作られていないからです。先生の発問や補助があって初めて内容を理解することができるので、教科書を使って予習を行うことは難しいでしょう。

それでも、どうしても予習を行いたい場合は、通信教育や市販ワークなどの補助教材を使用する必要があります。ただ、小学校は予習を行わなくても授業中に理解することができるレベルです。学校で新しいことを学ぶワクワク感や新鮮さを大切にするのがいいでしょう。

その日学んだことを家でしっかり復習・定着させ、翌日学校でまた新しいことを学んでくる。こういった積み上げがとても大切です。可能ならば、宿題や自主学習しているときには子供のそばについてあげて勉強している姿を見守るようにしてください。わが子の得意・不得意が分かるだけでなく勉強している姿を認めることによって、子どものやる気を引き出すことができます。

以上、予習と復習それぞれのメリットと、復習をおすすめする理由について紹介しました。

“予習も復習もしっかり行うことが一番いい”という考えもあるでしょう。しかし、小学生は、放課後に公園で遊び、体を動かしたり、友だちとコミュニケーションを取ったりすることも勉強と同じくらい大切です。中学に進学すると部活に塾と、遊べる時間が大幅に少なくなりがちです。

小学生のうちは、勉強と遊びのバランスを取りながら、ほどよく家庭学習に取り組みましょう。

渋沢ちぐさ

渋沢ちぐさ

教育・受験指導専門家の西村創が主宰する「西村教育研究チーム」のメンバー、フリーライター。教育大卒で、元小学校教員。小学校〜高校までの教員免許を取得しており、教員試験には現役合格した。現在は2人の子どもを育てながら、子育てや教育に関する記事を中心に執筆している。子ども、保護者、教員、それぞれの立場を理解し、読む人に寄り添った内容を心がけている。

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