【漫画連載】公園から帰りたがらなくてひと悶着…を防ぐ!事前の対策と声掛けの工夫
漫画家・こげのまさきさんの連載企画。第6回のテーマは公園などのお出かけ先から「帰りたがらない」。子どもと公園、一番大変なのは「帰る時」ではないでしょうか?あの「帰らない!!」にうまく対応するにはどうすればいいのでしょうか?事前にできる対策と、帰る時の上手な声掛けを専門家に聞きました。



「帰らない!」のひと悶着を回避するための対策は?
まだまだ遊びたい気持ちは分かるけど、生活リズムや家事の予定を考えると、公園やお出かけ先からはスムーズに帰りたいもの。せっかく楽しい時間を過ごしても、帰り際でイライラ…という状況はできるだけ避けたいですよね。
お出かけ先からスムーズに帰るためにはどうしたらよいのか、児童発達支援事業所での勤務経験もある公認心理師の宮崎りさ先生に聞くと、「戦いは既に公園で遊ぶ前から始まっている!と言っても過言でないくらい、実は公園で遊ぶ前の工夫がとっても大切です」との回答が…!
事前にできる対策としては次の2点が挙げられるそうです。
- 事前に終わりの時間を伝えておく
- 遊びの途中でリマインドをする
対策① 事前に終わりの時間を伝えておく
特に年齢が低かったり、切り替えが難しい子どもほど、活動を始めてからでは大人の話に注意を向けて聞くことが難しくなります。
そのため、公園に入る前、あるいは遊びを始める前に、あらかじめしっかりお約束をしておきましょう。
年齢やタイプによって子どもに分かりやすい伝え方の工夫が必要かと思いますが、「17時になったら帰るよ」「長い針が6になったらお片付けするよ」など、いつになったら遊びを終えるのかを明確に伝えておきましょう。
時計の読めない子どもであれば、スマートフォンのタイマー機能などを使って「音楽がなったらおしまいだよ」、「(タイマーが円で表示される画面にして、徐々に減っていく様子を見せながら)エネルギーがなくなったら帰るよ」と伝えるなど、目や耳で分かるように伝える方法もおすすめです。
対策② 遊びの途中でリマインドをする
事前に時間を伝えたあとは、何度かリマインドをするのも大切です。
子どもは大人に比べて時間感覚が未発達なため、「17時時に帰るなら、あとこれとこれができるな。ここまでやってしまおう」といったように計画立てて遊ぶことはできません。
そのため、遊びの途中で突然「帰るよ」と言われると「まだやりたかったのに!」「これが終わっていない!」となってしまうことがあります。
ある程度時間の分かる子どもであれば、「あと◯分(秒)でお終いだよ」「今長い針4まできてるね」などと伝えましょう。
時間の分からない年齢の場合は、タイマー機能の表示を見せて「エネルギー減ってきたね。あとこのくらい遊べるね」などと伝えるのも良いかと思います。
タイミングとしては、「あと少しで帰らないといけないなら◯◯したい!」という子どもの要求を満たせるような時間が残っているタイミングが望ましいため、だいたい5分~10分前くらいに1度リマインドするのがオススメです。
そして、1~2分前に「あと2分したらお片付けタイムだね」など、最終のリマインドをしましょう。
スムーズに帰るための声掛けの工夫
事前の対策だけでなく、声掛けでできる工夫についても教えていただきました。
- 子どもが楽しめる世界観で声掛けをする
- 帰ることが楽しみになるような声掛けをする
声掛けの工夫① 子どもが楽しめる世界観で声掛けをする
子どもの好きな世界観で声をかけることもポイントです。
例えば、ただ「帰るよ」「片付けるよ」ではなく「まもなく最終列車が発車いたします~お忘れ物の無いようにご準備ください」といって片付けを促し、「では出発しまーす!」と帰る声掛けをするなど、遊びの延長のように伝えるだけで乗ってくれる子どもも多いです。
声掛けの工夫② 帰ることが楽しみになるような声掛けをする
子どもの好きな世界観で声をかけることもポイントです。
「帰るよ」と言われると、子どもにとっては「帰る」よりも「公園で遊ぶ」の方が間違いなく楽しいですよね。
そのため「帰ることでどんな楽しいことがあるか」を伝えてみてください。
例えば、食べるのが好きな子どもであれば「今日のご飯は◯◯だよ。帰ったら食べよう」と言ったり、「おうちに帰ったらおままごで一緒に遊ぼう」「救急車さんが◯◯くんと遊びたいな~って待ってるんじゃないかな」など好きな遊びに誘ったり、「公園遊びをやめたらどんな(楽しい)ことができるか」を伝えることで切り替えやすくなります。
それでも切り替えが難しいときは?
リマインドなどをしても事前に決めた時間でやめられない場合は、「あと10秒遊ぶか、30秒遊ぶかどっちがいい?」「最後に滑り台するか、ブランコするか、どっちがいい?」など選択肢を提示し、子ども自身に選んでもらうことで切り替えられることもあります。
低年齢の子どもや言葉だけで切り替えが難しい子どもの場合は、家にあるおもちゃや食べ物の写真を見せるなど、目で見てイメージが分かると切り替えやすいことがあります。
上手に対策をしてスムーズに帰れれば、お出かけや公園遊びもより楽しめそうですね!みなさんもぜひ試してみてくださいね。
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