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2023.11.15

「子育てを理由に働き方を変えたことがある」49%。子育て世帯に聞いた「日本の子育て」の残念な現在地【独自調査】

「ずっと正社員だったけど、出産をきっかけにパート勤めへと変えた」というように、子育てを理由に働き方を変えたことはありますか? 日本は先進国といわれていますが、子育て環境はまだまだ改良の余地がありそう。「ソクラテスのたまご」が小中学生の保護者160人にアンケート調査したところ、子育て世帯の悲痛な声が聞こえてきました。

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「子育てを理由に働き方を変えた」保護者は約半数

「ソクラテスのたまご」が小中学生の保護者160人に「子育てを理由に働き方を変えたことはありますか?」と独自調査したところ、その結果は「はい」が49%(78名)、「いいえ」が51%(82名)となりました。

およそ半数が働き方を変えた(変えざるを得なかった)ようです。その背景には、保護者のたくさんの苦労が見え隠れ。アンケートに寄せられた理由の中で多かったものを3つ紹介します。

1.子どもに影響が出てしまった

以前は、フルタイムで仕事をしていて、疲労もあり、子どものことに気が回らなくなってしまった。宿題を見る時間がなかったり、学校で必要な道具、提出物などの遅れや忘れ物などが多くなってしまい、子どもが先生に怒られることが出てきてしまったため、時短勤務に変えた。

(茨城県・50代前半女性・子ども小学6年生)

ママの方が仕事で疲れたりすると、子どもに影響が出てしまうので(ケンカしてしまったり、体調面など急な対応ができない)、ママの方の働きかたをセーブするようにしました。そうすることで調整がとれるようになったとはとても思います。

(長野県・40代前半女性・子ども小学1年生)

フルタイム勤務だと、帰宅したころにはすでにヘトヘトですよね。なのに、溜まった家事を片付けたり夕飯をつくったり子どもの宿題を見たりなど、やることはまだ盛りだくさん。気持ちにも余裕がなくなるため、体力や気力をセーブできるような働き方に変える方も多いようです。

2.職場の理解がなかった

土日祝休み、子どもの体調不良での急な欠勤、働けるのは平日の夕方までということを理解してくれる会社を探すのが大変でした。子どもの熱が下がってきたところで、今後は自分が熱を出し、休みが長期になると、あからさまに態度に出されることが多かったです。

(大阪府・40代前半女性・子ども中学1年生)

正社員に戻るつもりだったのですが、子どもの熱が出たり、お迎えなどに遅れそうになったりで、いっぱいいっぱいに。そのことをよく思わない会社の男性から「こういうこともできなくなるの?」と嫌味を言われ、結局退職。パート勤務で働くことになりました。

(京都府・30代後半女性・子ども小学2年生)

子どもに何かあったら親が対応しなければなりません。でもそれが原因で不機嫌な態度を取られたり嫌味を言われたりするのは、立派な“子育てハラスメント”。理解のある職場なら働きやすいかもしれませんが、フタを開けてみないと分からない部分も多いので難しいですね。

3.子どもとの時間を優先するため

子どもが小学校に入学してから仕事を辞めました。学童に入れれば働くことはできたものの、学童の環境が安心して預けられなかったこと、小学校入学後、子どもが不安定になることがあり、子どもとの時間を優先しようと、思い切って仕事を辞めました。

(宮城県・30代前半・子ども小学2年生)

産休が取れない職場だったため、出産を機に退職しました。その後は、子どもの行事や病欠、PTA参加などを考えると、なかなか正社員で家事育児仕事ができるようには思えず、パート勤務をしていました。夫も協力的ではありますが、子どもが小さい頃は仕事も忙しかったため、数年は子育て中心で過ごそうと決めて育児に専念していました。

(秋田県・30代後半女性・子ども小学5年生)

園や学校のイベントはかなり頻繁にあるうえ、仕事の有無にかかわらずPTAを強制させるケースもあるでしょう。そう考えると、子どもがある程度大きくなるまでは、シフトの融通が利くような職場を選びたくなる気持ちも分かります。

「子育てを理由に働き方を変えたことがある」という方は約半数。

政府は「安心して子どもを産める社会に!」と息巻いていますが、子育て世帯が直面している現実や悩みとは、かなり隔たりがある気がします。現場の声が政府に届いて、根本的な対策が施されると良いですね。

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大人のための子育て・教育情報サイト「ソクラテスのたまご」で、子育て・教育の専門家150名以上の取材協力や監修のもと子育てに関する確かな情報を発信中。子育て・教育の悩みに特化した日本最大のオンライン相談サービス「ソクたま相談室」を運営。編集部員は、全員が子育て中の母親、父親です。|公式インスタグラム公式LINE

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