私立小学校の親に聞いた、支払ったことのある意外な費用。たった1回で3〜5万円も!?
小学生はまだまだ“子ども”の部類。受験を突破して私立小学校に通っているお子さんでも、大人と同じようにリスク管理をするのは無理があるでしょう。そのため、高価なものを持たせて破損・故障・紛失してしまうことも珍しくないようです。私立小学生の親を対象にしたアンケート調査の結果、支払ったことのある意外な費用があきらかになりました。
目次
6割超の私立小学生がタブレット破損・紛失の経験あり
ワランティ少額短期保険株式会社は、子どもにタブレット端末を持たせている私立小学生の親111名を対象に「私立小学生のタブレット端末破損に関する実態調査」をおこないました。
まず、「小学校で利用するタブレット端末をお子様が壊した・無くしてしまったことはありますか」という質問の結果から。
アンケートを集計すると、壊したことが「かなりある」が24.3%、「ややある」が41.4%、無くしたことが「かなりある」が25.2%、「ややある」が40.5%。破損も紛失も、6割超の子どもが経験していることがわかりました。
壊れた理由は、「落下による損傷」が65.5%、「水濡れによる故障 」が63.1%。無くした理由は、「落として紛失した」が71.2%、「置き忘れた」が53.4%。お子さま自身気を付けてはいると思いますが、リスク管理がまだまだ万全とはいえないようです。
タブレット端末の修理費用は「3万~5万円」
壊したものはきちんと修復しなければなりません。「お子様が壊してしまったタブレット端末の修理にかかった費用を教えてください」と質問したところ、保護者がタブレット端末の修理にかけた費用は「3万~5万円未満」が41.9%でした。
次に多かったのは29.0%の「5万円以上」の回答です。この出費はかなりイタイ! しかし約3割の保護者が5万円以上の出費を経験しているようなので、特に珍しいことではなさそうです。
ちなみにこのアンケートでは、「一度の修理でかかった金額」なのか、「複数回の修理でトータルでかかった金額」なのかは分けていません。「一度直したからもう安心」とはならないので、保護者は毎日ヒヤヒヤしそうです。
約7割の親が、我が子のタブレット端末の扱いを「雑」と評価
「機械だからやさしく扱ってね」「高かったんだから大事に」など、そのモノの価値を親が力説しても、子どもにはなかなか伝わらないこともあります。
「あなたはお子様のタブレット端末の取り扱いについて、どのような印象を受けますか」と質問すると、「かなり雑」(13.5%)、「やや雑」(56.8%)の回答が約7割を占めました。
ではどのような場面で雑さを感じるのかというと……
「タブレット端末を落とす事が頻繁にある」が64.1%で第1位でした。落下は内部の機械だけではなく液晶画面にも甚大な被害を及ぼすことがあります。場合によっては、修理よりも買い替えのほうが安く済むことも多そうです。
「バッグにそのまま入れ、他の物と一緒にする」(56.4%)、「風呂などの水場で操作する」(51.3%)も、それぞれ半数以上の回答となっています。水筒をこぼして破損……といったこともありそうですね。
タブレット端末専用の保険を検討するのも手
実際、「お子様が壊してしまったタブレット端末はどのように対応しましたか」と質問すると、72.6%が「新しいタブレット端末を購入した」と回答しました。
なるほど、修理費用について「3万~5万円」「5万円以上」の回答が目立ったのは、新品購入によるものだったのかもしれません。
端末メーカーや保険会社などでは、タブレット端末の故障に対応できる保険サービスを提供していることがあります。
元気なのは良いことですが、精密機器の取扱いは小学生にはまだ不十分。万が一のリスクをカバーできるタブレット端末専用の保険もあるので、私立校のみならず、小学生のお子さんをお持ちの方は、必要に応じて活用してもいいかもしれませんね。
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