子どもの幼少期に父親が……偏差値60以上の中学に通う“頭がいい子”の家庭はここが違った!
子どもの成績を分けるのは、本人の才能・学力だけではないのかもしれません。偏差値60以上の中学に通うお子さんと、そうではない中学に通うお子さんを持つ母親にそれぞれアンケート調査したところ、興味深い結果が明らかになりました。難関校を目指している方も、そうではない方も、必見です!
偏差値60以上の中学校に通う生徒は、幼児期の父親育児参加率が高め
ひまわり教育研究センターは「お子さんが幼児期の頃の子育てサポート」についてアンケート調査を行いました。
アンケート対象者は、偏差値60以上の中学に通う子を持つ母親100人と、それ以外の中学に通う子を持つ母親100人。
まず、「中学生のお子さんが幼児期の頃、配偶者は子育てに協力的でしたか」という質問から。
偏差値60以上の中学校に通う生徒
偏差値60以上の中学校に通う生徒の場合、「はい」が52%となりました。
偏差値60以上でない中学校に通う生徒
一方、偏差値60以上でない中学校に通う生徒は「はい」は44%でした。となりました。
「休日のみ協力的だった」の回答と合わせると、配偶者の子育て協力率は「偏差値60以上の中学校に通う生徒」のほうが20%程度高い結果となりました。
父親ならではのアクティブな子育て(スポーツや体を使った遊びなど)は、子どもにとって良い刺激になるのかもしれません。いろいろな経験が脳の発育に影響を及ぼすと考えると、この結果はかなり納得がいきますね。
偏差値60以上の中学校に通う生徒は、配偶者以外の子育てサポート率も高め
次に、配偶者以外の子育てサポート率も紹介します。
「あなたのお子さんが幼児期の頃、配偶者以外に子育てを手伝ったりサポートしてくれる人はいましたか?」というアンケートでは、このような結果となっています。
偏差値60以上の中学校に通う生徒
偏差値60以上の中学校に通う生徒の場合、「はい」が80%です。
内訳は以下の通り。
偏差値60以上でない中学校に通う生徒
一方、偏差値60以上でない中学校に通う生徒は「はい」が75%程度です。
内訳は以下の通り。
偏差値60以上の中学校に通う生徒は、そうではない生徒と比較して「両親」の割合が25%程度少なめです。その代わり、「兄弟姉妹」「親戚」の回答が少し目立っています。
両親や親戚は、すぐに行き来できるような距離ではないと、手助けしてほしくてもなかなか難しいことも多いでしょう。また兄弟姉妹も、年齢によってはまだまだ頼れないかもしれません。
いずれにしても子育ては、父親・母親だけではなく、さまざまな人が輪のように助けてくれるのが理想です。子どもにとっても人との触れ合いは社会性・社交性を身につけるチャンス。母親が周囲の人を頼ったり息抜きしたりしながらゆったりと子育てできると良いですね。
偏差値60以上の中学に通う“頭がいい子”の父親は、子どもの幼児期に「子育てに協力的だった」ことがわかりました。
父親・母親はもちろんですが、両親・義両親・近所の人など、子どもはさまざまな人との関わりの中で成長していきます。
難関校を目指す方も、そうではない方も、周囲の協力を得ながら笑顔で育児を楽しめると良いですね。
<参考資料>
・PR TIMES(イノベーションシステム株式会社)
子育てのお悩みを
専門家にオンライン相談できます!
「記事を読んでも悩みが解決しない」「もっと詳しく知りたい」という方は、子育ての専門家に直接相談してみませんか?『ソクたま相談室』には実績豊富な専門家が約150名在籍。きっとあなたにぴったりの専門家が見つかるはずです。
子育てに役立つ情報をプレゼント♪
ソクたま公式LINEでは、専門家監修記事など役立つ最新情報を配信しています。今なら、友だち登録した方全員に『子どもの才能を伸ばす声掛け変換表』をプレゼント中!