スマイルゼミ利用者100人の口コミから分かる満足度や評判、解約理由を一挙公開!
タブレット学習の草分け的存在である「スマイルゼミ」。通信教育の導入を考えるなら外すことができない同サービスですが、ネットでみると賛否両論のさまざまな声が! そこで、「スマイルゼミ」を利用中、もしくは利用していた保護者100人にアンケートを実施。リアルな意見を参考に、わが子に合うのか参考にしてみてくださいね。
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テレビCMやコロナ禍の影響もあって、ここ数年で一気に家庭学習のパートナーとして有力候補に名を挙げるようになった「スマイルゼミ」。
インターネットで検索してみると人気の理由は以下のような点にあるようです。
- 5教科や英語、プロミングを1台で学べて、料金が比較的安い
- 学習習慣がつきやすい
- 教科書と同じ内容を学べる
- 1日10分程度の学習量で毎月30講座以上を配信
- 独自の見守り機能で保護者が学習進度や理解度を把握しやすい
ですが、実際のところはどうなのでしょうか? アンケート結果を分析してみましょう。
<調査概要>実施期間:2021年6月23~30日 調査対象:子どもが幼児、小中学生時代に「スマイルゼミ」を利用中、もしくは過去に利用していた保護者 調査方法:インターネット上でアンケートを実施 有効回答数:100
目次
みんなが「スマイルゼミ」を始めた時期と始めた理由とは
小学1年に入会する人が最も多く、幼児と小学2年生までで約半数を占めることになります。
また、「スマイルゼミ」を入会するきっかけや理由には、下記のような口コミがありました。
自宅で紙媒体のドリルではなく、タブレットを利用してゲーム感覚で楽しく学習ができそうなところに惹かれたからです。(小学生の母)
かつては紙媒体の通信教育を使っていたが、部屋が散らかるので、タプレッドのみで完結できるものを使いたかったので。(小学生の母)
学校のテストで8割しか取れず、親が通信教育で勉強を見ていたが、間違いを指摘すると不機嫌になったりやる気がなくなるので1人で学習できる「スマイルゼミ」に入会しました。(小学生の保護者)
最初は紙の通信講座をしていましたが、答え合わせなど親の負担が多くタブレット学習を検討。書く感覚が紙に近いこと、金額などを考慮し「スマイルゼミ」を選びました。(小学生の保護者)
家庭学習用にほかのタブレットも検討しましたが、「スマイルゼミ」は余計な付録がついていないのがよかったです。(小学生の保護者)
娘はスマホでゲームばかりして全く勉強をしていませんでした。「それなら…」と、勉強した分だけ遊べる「スマイルゼミ」にしました。(中学生の保護者)
中学生になると自主的に学習することが大切だと思い、自分のペースで学べる「スマイルゼミ」にしました。始めてみて役に立つと思いました。(中学生の保護者)
学校の勉強に役立つと思いつつも成績向上の実感は低い
では、実際に「スマイルゼミ」は、上記に挙げたような目的に適っているのでしょうか。
「スマイルゼミ」は、カリキュラムの内容を子どもが使っている教科書の内容に併せて設定できることもあり、授業の予習・復習に使いやすく、約7割の人が「役立つ」と感じているようです。
ただし、それが通知表やテストなどの成績に反映されるかというと微妙なところ…。
小学校は通知表などの評価方法や基準が分かりづらいということもあると思いますが、「『スマイルゼミ』のおかげで成績が上がった!」と感じている人は半数以下という結果になりました。
一方で、教科書に沿っているということで、カリキュラムの難易度は高くなさそうです。
「スマイルゼミ」カリキュラムの難易度をどう感じているか
- ちょうどよかった/66%
- やや物足りなかった/22%
- やや難しかった/10%
- とても物足りない/1%
- とても難しかった/1%
成績への反映度合いや難易度を考えると、中学受験や特定の教科を極めたいという人は、ほかのサービスとの併用を考えたほうがいいかもしれません。実際に「スマイルゼミ」を利用している保護者からは、下記のような口コミも挙がっています。
スマイルゼミでは、本当に子どもがわかってるのか不明で心配。英語や数学については基礎学力をつけさせたいので、宿題を出してそれをしっかりチェックし指導してくれる近所の学習塾に依頼することにしました(中学生の保護者)
スマイルゼミの英語は簡単すぎるし、外国人の先生と対面でコミニュケーション取って欲しいので英会話教室に通わせています(中学生の保護者)
このように「スマイルゼミ」とほかの教育サービスを併用して、学習に取り組んでいる人もいる人も100人中21人いました。
約半数の子が「スマイルゼミ」で学習習慣ができた
では、「学習習慣を身に付ける」という目的はどうなのかを子どもの「スマイルゼミ」使用状況から見てみましょう。
約半数の子どもは、「スマイルゼミ」を使って学習習慣がついているようです。勉強時間も10分~1時間というケースが約8割を占めていますが、一般的に、小学生の1日の学習量の目安は「学年×10~15分」と言われていますが、そこに当てはめてみてもほどよいペースです。
実際に、「『スマイルゼミ』の1日の学習量」について聞いたところ、「ちょうどよい/70%」「やや多すぎる/2%」「やや少ない/28%」といった結果になり、7割の人がほどよい学習量と感じているようです。
ここまでのまとめ
- 約半数の子どもが「スマイルゼミ」を使って、毎日10~60分程度学習できている。
- 1日の学習量は無理のないボリューム。
- 学校の学習のサポートに役立っている気はするものの成績など、目に見える成果は感じにくい。
- カリキュラムの難易度は高くないので受験対策向きではなさそう。
- 学校の授業の予習・復習向きの教育サービス。
お得感はタブレット代をどう考えるか
利用者は上記のようなことを感じている「スマイルゼミ」ですが、もちろん全員が続けられるわけではありません。今回調査を行ったうちの34%はすでに退会しています。
「スマイルゼミ」を何年(何ヵ月)で退会しましたか
- 6ヵ月未満/12%
- 6ヵ月~1年/26%
- 1~2年/34%
- 2~3年/22%
- 3~4年/3%
- 4年以上/3%
結果的に辞めたとしても「スマイルゼミ」は、ほとんどが1年以上続けていることが分かります。その理由として考えられるのが、「スマイルゼミ」の料金体系。1カ月ごとの支払いよりも、6ヵ月、1年分をまとめて支払ったほうが1か月分の使用料が安くなることです。
小学生3年生の場合の月々の料金比較(税込)
- 毎月払い: 5,170円~
- 6ヵ月一括払い:4,620円~
- 12ヵ月一括払い:4,180円~
スマイルゼミのタブレットは買取のみ
さらに、「スマイルゼミ」では、基本的にタブレットが買取になります。
12ヵ月以上の契約を前提として一括払いの場合、入会時に専用タブレット代9,980円(税込 10,978円)が、月々の会費とは別に必要です(分割支払いの場合、月々980円×12回払い)。
ただし、6か月以上、1年未満で解約・退会する場合は、一括払いをしていても追加で6,980円(税込 7,678円)、<分割払いの場合、6,980円(税込 7,678円)+11,760円(税込 12,936円)から、月々支払ったタブレット代を差し引いた金額>を解約・退会時に支払わなければなりません。
6月未満で解約・退会した場合は、一括払いしていても別途29,820円(税込 32,802円)、分割払いなら<39,800円(税込 43,780円)から退会・解約までに月々支払ったタブレット代を引いた金額>を退会・解約時に支払うことになります。
ただし、こちらのタブレットは退会・解約後、アンドロイドのタブレットとして使用することができます。
今回の調査によると、「スマイルゼミ」を退会・解約したという人の半数は、「解約後にタブレットとして活用している」と答えていました。
このように「辞めるのにお金を払うなんて…」と思うのか、「タブレットを買ったと思えばいいや」と思うのかは価値観のわかれるところです。
今回の調査では、下記のように、やや「お得」と感じている人が多いものの、ほぼ半数ずつで意見は分かれましたが、この差異は、タブレット代についてどう感じているのか、という部分も影響しているのではないでしょうか。
スマイルゼミを辞めた理由とは
すでに「スマイルゼミ」を退会している家庭に解約・退会した理由を聞いたところ、下記のような結果でした。
「スマイルゼミ」を解約した理由
- 別の教育サービスに切り替えるため/28%
- 子供が学習しないから/22%
- 学校の成績が上がらないから/22%
- ご褒美としてできる内蔵のゲームばかりしていたから/17%
- 料金に不満があるから/5%
- タブレットが使いづらいから/1%
受検など諸事情で別の教育サービスに切りかえることは,、受験対策などのライフイベントによるものと考えられますが、気になるのは、「子供が学習しないから」「学校の成績が上がらないから」という口コミ。
ネットで「スマイルゼミ」の情報を検索すると「最悪」というワードも目に飛び込んできますが、子どもが使わなかったり、成績に反映されないと保護者とは会費を支払い続けるのが嫌になり、「スマイルゼミ=最悪」と思うのかもしれません。
一方で、現在も「スマイルゼミ」を使用しているという人の調査では、下記のような結果が出ました。
「スマイルゼミ」を続けている子の場合、約半数が自主的に行っていることが分かりますが、その理由のひとつに、子どものやる気を刺激する「スマイルゼミ」の仕掛けにあるかもしれません。
ゲームやアバター、表彰などモチベーションアップの工夫
小学生以上の「スマイルゼミ」では、講座やドリルを解くと「スター」がもらえて、内臓されているゲームができたり、自分のアバターの着せ替えアイテムをもらえたりします。
さらに、学習をがんばると「ゴールド」「プラチナ」とランクが上がり、表彰をしてもらえるなど、子どものやる気を刺激する工夫があります。
姉妹で自分のアバターをどれだけかわいいコーディネートができるか競い合うことが学習のモチベーションになっています。(小学生の保護者)
ゲームは30種類以上あり、switchを買わなくても十分満足してくれていました。何より、ゲームを長時間はできない仕組みになっているので毎日の学習とゲームがいいバランスになっています。(小学生の保護者)
続けている子は実践!「スマイルゼミ」を毎日させる工夫
さらに、「自分から学習している」と答えている子の中には、親が工夫をしているからこそ、自分からできるようになっている家庭も少なくありませんでした。
利用者が教える!「スマイルゼミ」をしたくなるアイデア集
- スマイルゼミ」を終えなければYouTubeなど、好きなことをできないようにルーティンを作っている。
- 気分によっては自主的にやらなかったりするので、特定の時間になったら「スマイルゼミ」のタブレットからアラームが鳴るように設定している。
- 定期試験が近づけば定期試験モードにしているかどうかチェックしています。
- 計算問題などは、子どもが解いた後に同じ問題を私(親)も解いてタイムを競ったりしています。
- 「スマイルゼミ」は、勉強した時間が親のスマホにメールで届くので、勉強時間とお小遣いの金額設定を紐づけしています。
- 強制的に毎日はさせずに、どうしてもやりたくない日は休ませて、その分は、時間に余裕のある休日や、やる気のある日に上乗せしてやるようにしています。
このような工夫で「始めは嫌々していた子も続けられるようになった」という意見も少なくありませんでした。
使っているから分かる!「スマイルゼミ」が向いている子どものタイプ
結局のところ、一番気になるのは「スマイルゼミ」が自分の子に合うかどうかということかもしれません。そこで、実際に使っていみた(いる)親子だから分かる「スマイルゼミ」が向いている子のタイプを紹介します。
<勉強が苦手な子こそ「スマイルゼミ」が合う>
コツコツ何かに取り組むのが苦ではない子や、机に長時間座っているのが苦手な子には向いていると思います。(小学生の保護者)
クイズ番組が好きな子は、クイズやゲームをするような感覚で楽しく勉強できると思います。(小学生の保護者)
教科書や参考書を見るよりも、Youtubeなどの動画のほうが頭に入りやすい子。(小学生の保護者)
自分が何ができないのか分かっていない子や、宿題以外の勉強はどうしたらいいのか分からない子に向いていると思います。(小学生の保護者)
部活や趣味など、本心では勉強以外のことに時間を割きたい子には、短時間で効率的に学習ができるので両立しやすいと思います。(中学生の保護者)
<自己主張が苦手な子も学力を伸ばしやすい>
「分からないところ」を自分から先生に聞きにいくことができない子、話すのが苦手な控え目な性格の子に向いていると思います。(小学生の保護者)
<親が忙しい子ほど「スマイルゼミ」を!>
プリントを整理することや片付けが苦手な子にぴったり。親も「片付けて!」と怒らなくて済みます。(小学生の保護者)
勉強はして欲しいけど忙しくて教えたり、丸付けができない親や、塾の送り迎えができない共働きの家庭には便利です。(小学生の保護者)
いかがでしたか? もちろん、自分の子にとって「スマイルゼミ」かどうかが一番よくわかるのは試してみることです。
「スマイルゼミ」は、約2週間の無料体験キャンペーンを実施しています。まずは資料請求をしてみてくださいね。
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エディター、ライター、環境アレルギーアドバイザー。新聞社勤務を経て、女性のライフスタイルや医療、金融、教育、福祉関連の書籍・雑誌・Webサイト記事の編集・執筆を手掛ける。プライベートでは2児の母。