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2024.09.02

子離れできない親の特徴とは?子どもへの影響や対処法などについて解説

子どもが大きくなってくると心配なのが「子離れ」のこと。子離れしないといけないとは思いつつ、「まだまだ頼りないのに子離れなんてして大丈夫なのかな」とためらっている人も多いかもしれません。そこで今回は、子離れについて気になる「子離れができていない親の特徴は?」「子離れができない原因は?」「子離れできないとどうなるの?」「子離れの方法は?」といった様々な疑問について解説します。また、子離れできていないかを測定するチェックリストもあります。「私って子離れできているのかな?」と気になる方はぜひ試してみてください。

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記事を執筆したのは…

佐藤セイさん

公認心理師・臨床心理士。現在、スクールカウンセラー(中学・高校)・非常勤講師(大学)として勤務しつつ、webライターやブックライターとしても活動中。カウンセラー・講師・ライターのどの立場であっても、受け取る人にとって、消化しやすい言葉や表現を選ぶことを心掛けています。

そもそも子離れとは?

子離れとは、シンプルに言えば「子どもの自立のために、親が子どもから離れること」を指します。
高校生や大学生の時期は「青年期」と呼ばれます。この時期の子どもは、大学進学・就職・結婚などのタイミングで、親と離れて自立していきます。その時に親も「子離れ」を完了させます。しかし、子どもの自立も親の子離れもいきなり始まる訳ではありません。

子どもは、小学校に入学する6歳頃から少しずつ、友達や先生など親以外との人間関係を築いていきます。11〜12歳頃からは親や先生といった大人に反発する一方で、子ども同士の関係を深めていきます。いわゆる反抗期です。
子どもは年齢に応じて「親から離れて、外の社会とつながる」練習をします。そして、「自立」という最終的な目標達成を目指すのです。

親が「子離れ」するためには

・子どもが親から離れるのを邪魔しないこと
・「子どもから離れたくない」という親自身の感情や欲求と上手に付き合うこと

という2つの壁を乗り越えていく必要があります。

子離れできていない親の特徴

「子離れできていない親」と聞くと、「子どもを大切にしない酷い親」というイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、背景事情をよく見ると、子どもを想うあまり、子離れができていない親の方が多い傾向が見られます。

ここでは、子離れできていない親の3つの特徴を見てみましょう。

①子どもの意思を無視する

子離れできていない親の特徴1つ目は、「子どもの意思を無視する」ことです。

子ども自身の考えや気持ちを聞こうとしません。「幼い子どもに適切な判断はできない」と考えており、子どもに少しでも良い人生を歩んでほしいという一心で、親が代わりに何でも決めてしまうのです。

子どもの意思を無視し続けると、子どもは意思表示を諦めてしまいますが、親としては「この子は自分では何も決められない!やっぱり私が代わりに決めてあげないと」と、ますます子どもの人生に口を出すようになり、子離れから遠ざかってしまいます。

②子どもに過剰な期待を背負わせる

子離れできていない親の特徴2つ目は、「子どもに過剰な期待を背負わせる」ことです。

子どもの能力や意欲には、まったく見合わない夢を子どもに押しつけようとします。たいていは親自身が子どもの頃に実現できなかった夢です。親が自分の学歴に不満があれば「高学歴」を求めますし、親自身は習わせてもらえなかった「ピアノ」でプロになるよう強いる可能性もあります。

「高学歴であればもっといい人生になったはず」「ピアニストになれたら幸せだったはず」など、親が選べなかった「幸せ」を子どもに与えたいと考えている訳ですが、子どもには子どもの幸せがあり、親が決めた幸せのルートだけを歩むように期待されるのは苦痛です。ですから、子どもは何とかしてルートを外れようとしますが、親は許しません。親は「子どもから目を離すと、すぐ不幸な方向へ進んでしまう」と考え、子離れせずに、子どもを監視します。

③子どもの年齢に見合わない扱い方をする

子離れできない親の特徴3つ目は「子どもの年齢に見合わない扱い方をする」ことです。これは、子どもを年齢よりも幼く扱うパターンと、子どもを年齢よりも大人扱いするパターンの2つがあります。

子どもを年齢より幼く扱う例としては、本来ならば1人で着替えができる10歳の子どもであっても、まるで4歳の子どもを扱うように着替えさせてあげるようなケースが挙げられます。親が良かれと思ってあれこれ世話を焼くので、子どもは何もできないまま大きくなってしまいます。当然、親離れも子離れもできません。

一方、子どもを大人扱いする例としては、10歳の子どもが、家事・きょうだいの世話・親自身の愚痴を聞くなど、まるで大人の一員のように行動しているケースがあります。最近ではヤングケアラーなどとも呼ばれます。生活のあらゆる面で親が子どもに頼り切っており、子どもを手離すことができなくなっています。

子離れができない原因とは?

ここからは子離れができない3つの原因を解説します。

①子どもの成長に気持ちが追いつかない

子離れができない原因として、「子どもの成長に気持ちが追いつかない」ことが挙げられます。

赤ちゃんは泣く以外は何もできない状態で生まれてきます。親が与えなければ食事もできず、病気にならないための衛生面も気温に合わせた衣類も親が世話しなければいけません。命すべてを任されているのです。そのため、四六時中目が離せません。

大きくなったら安心かと思えば、動き回る分、危なっかしいことが増えます。気がつけば転んでいたり、車道に飛び出しそうになったりと、やっぱり目が離せません。
これまでずっと「子どもから離れない」が子育ての正解だったのです。だから、できるだけ子どもから離れず、お世話をしてきたはずです。

それが、6歳頃からは「子離れ」を求められます。子育ての正解が「子どもから離れる」という真逆の方向に変わり、困惑する方は決して少なくありません。受け入れられるまで、少し時間が必要な方もいるでしょう。

②子どもが自分の一部だと思っている

子離れができない原因の2つ目は、「子どもを自分の一部だと思っている」ことです。

まるで、自分の「手」や「足」が、自分の意思で動くように、子どもも自分の思い通りに動くと信じています。また、「手」や「足」に意思がないように、子どもも意思を持っていないと思い込んでいることもあります。そのため、子どもの意思を無視したり、過剰な期待を背負わせたりしてしまうのです。

母親の立場からすれば、お腹の中で自分の一部だった時期が本当にあります。そのため、子どもと自分とが別の存在であると認識を切り替えるのが難しく感じられる方もいるかもしれません。

③子どもに依存している

子離れができない原因として最後にご紹介するのが「子どもに依存している」ということ。
「自分の機嫌は自分でとる」ことができず、親のネガティブで苦しい感情を子どもの行動で解消してしまっているのです。

例えば、

・子どもが親の愚痴や悩みを聞いてくれること=寂しさや不満の解消
・子どもが家事や看病によって親の心と身体をお世話してくれること=不快感の解消
・子どもが勉強やスポーツで優れた成績をとってくること=劣等感の解消

などが挙げられます。

もし、子離れをすると、子どもへの依存によって解消されていたネガティブな感情は、処理方法も見つからないまま、親をどんどん苦しめるでしょう。親はその苦痛を想像するだけで耐えられません。子どもに親自身のネガティブな感情を解消し続けてほしいため、いつまでも子離れしたくないと思うのです。

子離れできないとどうなるのか

子離れができないと、子どもにも親にも良くない影響が発生します。ここでは、子離れができないときに起こる3つの問題についてご紹介します。

①子どもが主体的に判断・行動できなくなる

親が子離れせずに、子どもの意思を無視して自分の思い通りに動かそうとし続けると、子どもは「自分で考えるのは無駄」「自分から行動することは無駄」と思い、主体的な判断・行動ができなくなります。

その結果、自分から友達に声をかけたり、行事でやりたい係に手を挙げたりといったことが難しくなり、学校生活が「つまらない」と感じてしまいがちです。

また、学習面にも良くない影響が現れます。親に言われればやるものの、言われなければ自分からは何もしない状態になってしまうのです。これまでの研究でも、子どもの気持ちに寄り添わない態度や、子どもをコントロールしようとする態度は、子どもの学習意欲を低下させることが示されています。(※1、※2)

②子どもの幸福感が失われる

子どもの行動を常に監視して干渉する親を、上空から地上を監視するヘリコプターに例えて「ヘリコプター・ペアレント」といいます。

ヘリコプター・ペアレントは、子どもの生活への満足感や幸福感を低下させたり、抑うつ感を高めたりすることがわかっています。(※3)

<ヘリコプター・ペアレントに関する記事はこちら>

「子どもを幸せにしたい」と考え、子離れをせずに子どものそばにいる親もいるでしょう。しかし、その姿勢がかえって子どもの人生から幸せを奪ってしまう可能性があるのです。

③「空の巣症候群」に陥る

空の巣症候群とは、子どもの就職や結婚などによって、親としての役割を終えたあと、心にぽっかり穴が空いたような状態に陥ることを指します。

例えば

・子どもが自立したあと、配偶者とふたりきりの家庭でどう過ごせばいいかわからない。
・ずっと子ども中心で考えてきたため、何をすればいいかわからない。
・自分の心を満たしてくれる子どもはもういない。

など、環境の変化に適応できなくなります。

子どもに依存していない親でも起こりうる状態ですが、子どもに依存していた場合には、元の心の穴にさらに空の巣症候群によるダメージを受けやすく、気持ちが沈み込んでしまいます。

<空の巣症候群に関する記事はこちら>

子離れできていないかどうかのチェックポイント

「私は子離れできているのかな?」と迷う人のために、チェックリストをご用意しました。当てはまるものが多いほど、子離れできていない可能性があります。

□子どもを自分の一部のように感じる

□子どもを私の理想どおりに育てたい

□子どもは、私の生きがいである

□子どもが私よりも友達を頼りにすることは、あまりいい気がしない

□子どもを自分の思い通りにしたいと思うことは、親として当たり前だと思う

□子どもには、いつまでも子どものままでいてほしい

□子どもが私の言うことに反抗すると、許せない気持ちになる

□子どもといるときは一番落ち着く

□子どもから親として頼られたい

(「母親の分離不安尺度(※4)」より改変)

子離れするためにはどうすればいいのか?

チェックリストに取り組んで「子離れできていない!」と不安になった方もいらっしゃるかもしれません。もし今、子離れができていなくても、これから対応を変えていけば大丈夫。子離れのために押さえておきたい3つの対処法を解説します。

①子どもが問題を乗り越える手助けをする

赤ちゃんは問題にぶつかっても、泣くことしかできません。親が代わりに原因を突き止め、問題を解決してあげる必要があります。
しかし、子どもが大きくなったら、「問題を代わりに解決してあげる」のではなく、「問題を乗り越える手助けをする」のが親の役割。子どもが主体的に問題を解決する力を養います。例えば、次のような取り組みです。

感情のコントロールを一緒に練習する

赤ちゃんの感情は親があやしたり、なだめたりすることで落ち着きます。しかし、大きくなった子どもは、自分で感情をコントロールする必要があります。

・冷たい水を飲む
・こぶしにぎゅっと力をこめる
・静かな部屋で過ごす

などの方法を親と一緒に練習して、気持ちを鎮めます。

対処法や改善策を一緒に考える

問題が起きたときに「どうすれば乗り越えられるかな?」「あのとき、どうすれば良かっただろう?」と、一緒に考えてみます。

まずは、できるだけたくさんアイデアを出してみましょう。次に、それぞれのアイデアのメリット・デメリットを整理していくと、実践しやすい方法が見つかります。

②子どもの意思を丁寧に聞き取る

子どもの意思を無視せずに聞き取るのは、子離れの第一歩です。聞き取りのポイントは次の3つです。

「何」を使って質問する

私たちは質問するとき、つい「なんで」や「どうして」を使いがちです。しかし、これらの疑問詞は、追い詰めているような印象を与えやすく、子どもが緊張して答えられなくなる原因にも。「なんで」や「どうして」ではなく「何」を使ってみましょう。
つまり、「なんで〇〇したの?」「どうして〇〇がいいの?」ではなく、「何があなたに〇〇させたの?」「何が〇〇の魅力なのかな?」のように尋ねてみます。質問のプレッシャーが減り、答えやすくなるはずです。

今聴くことにこだわらない

親がいきなり質問しても、子どもの心の準備はできていないことがあります。上手に答えられないようなら「30分後に聞いてもいい?」と伝え、30分後にもう一度聞いてみます。時間を置くことで、自分なりに気持ちを整理し、答えてくれる可能性が高まります。

意思表示のメリットを伝える

「子どもの意思を聞き取るのが大事だから」といっても、これまで意思表示を諦めてきた子どもにとっては、意思表示を求められても困ってしまい、「どちらでもいい」と言われてしまうかもしれません。子どもにとって意思表示をするメリットがなければいけません。そのために次の3パターンで練習をします。

【選択肢が【全部OK】パターン】

「今度のお休み、遊園地とプールどちらに行きたい?」など、どの選択肢も子どもにとって魅力的なことについて意思を確認します。「どちらでもいい」と言われたら、親の都合でどちらかに決めてしまいましょう。

【選択肢が「一部OK・一部NG」パターン】

「今日の夕食、ハンバーグと納豆どっちがいい?」と聞きます。ハンバーグは子どもの大好物、納豆は苦手だとします。「ハンバーグ」と言えればバッチリですが、「どちらでもいい」と言ったら納豆にします。子どもは意思表示の重要性を学びます。

【選択肢が「全部NG」パターン】

「今度のお休みは1日中勉強か、掃除のどちらがいい?」など、子どもにとって嫌なことを聞いてみます。子どもはしぶしぶ「勉強…」などと答えるかもしれませんが、その時に「イヤ」と書いた紙をぱっと見せてみましょう。子どもが「イヤ…」と繰り返したら「嫌なのか!じゃあやめよう」と言って、別の楽しい選択肢を提示します。

このように、子ども自身に意思表示のメリットを伝えることで、子どもの本当の気持ちを聞き取りやすくなります。

③子ども以外とのつながりをつくる

子離れができないのは、子ども1人に依存しているために、「子どもがいなくなったら、ひとりぼっちになってしまう」「この気持ちを誰も聴いてくれなくなる」と怖いから。子どもが自立しても、ひとりぼっちにならないために、子ども以外のつながりをつくりましょう。

・配偶者と関係を作り直す
・新たに仕事やボランティアを始める
・地域のサークル活動に参加する

など、たくさんの人との関係をつくることで、子どもだけに依存することがなくなります。近年ではSNSで同じ趣味の人と出会うことも難しくありません。便利なツールも活用していきましょう。

また、耐えがたいネガティブな感情は、国や自治体の相談窓口で吐き出すこともできます。

例えば

・精神保健福祉センター
・保健所・保健センター
・女性相談支援センター
・子ども家庭支援センター

などでは、専門家が無料で話を聴いてくれます。
できるだけ多くの相談先を知っておくと、子ども1人に頼ってしまうリスクを軽減できます。

将来スムーズに子離れするにはどうすればいいのか?

①思春期まで(準備)

思春期までは、子どもが離れていくのを無理に引き留めさえしなければ、親から「どうすれば子離れできるのか」を意識する必要はありません。

この時期の子どもは「早く親離れして大人になりたい。でも、子どもとして甘えたい」という葛藤状態。友達や先生の前では「すっかり親離れしました」という顔でふるまい、家でも親に対して「自分でできる!」と反発することも増えます。しかし、その一方で、背伸びした反動からか、急に子どもの顔に戻り、甘えてくることもしばしば。

子どもが大人としてふるまっている間は「大人扱い」しつつ、子どもから求めてくるなら親離れ・子離れはちょっぴりお休み。親子の時間をたっぷりとります。

この時期に、子どもが「離れようとする自分も甘える自分も受け入れてくれる」と認識できれば、思春期以降になっても、いざという時は親に頼ってくれるようになります。

②思春期~大学入学まで

思春期以降は、家族よりも友達を優先する時期。学校の出来事もなかなか話してくれなくなります。親の言うことに反発することもあります。これは、思春期の子どもたちの自立に向けた本能的な行動です。「そういう時期なのね」と見守りましょう。

ただし、親の目のないところで大きなトラブルを起こすことも。トラブルを防ぐことは難しいため、トラブルを起こしたら、すぐに報告してくれる関係を築いておくことが大事です。

話しやすい関係を築くためには、子どもがピリピリしていても、親がその空気に反応して一緒にイライラしたり、おろおろしたり、落ち込んだりしないこと。あえて鈍感になり、子どもがイライラしていても受け流して、「普通」に過ごします。子どもの不安定な気分に惑わされない姿勢こそ、「トラブルもどっしり受け止めてくれる」という信頼感につながります。

もちろん、何でも流す訳ではありません。人として許されない言動についてははっきり叱ります。間違っている行為にしつけをするのも「普通」のことです。

③大学入学以降

大学入学以降は、大学での勉学はもちろん、サークル・バイト・ボランティア・インターンなど、外での活動がますます増加します。子育ての終わりが見えてきていますから、「子ども」中心から、「自分」中心の人生へシフトする準備が必要です。自分中心の人生を送るために、次の問いを自分に投げかけてみましょう。

・子どもの頃の夢は?
・自分のお葬式で、どんな話をされたい?
・残り24時間しか生きられないなら何をする?
・宝くじが高額当選したら、誰と何がしたい?

これらの質問を通じて、子どもではなく、「自分」にとっての価値ある人生を見つけ出すことができます。(※5)自分の人生をしっかり生きることができれば、もはや大人になった我が子の人生にあれこれ介入する必要はありません。

まとめ

子離れできない親は、「子ども」にスポットライトを当てて、上手に動いてもらうために指示を出したり、励ましたり、怒ったりしています。

しかし、そのスポットライトは、本当は親自身のものなのです。思い切ってスポットライトを自分に当ててみましょう。
自分にスポットライトを当てることに抵抗を感じるなら、「自分みたいな人間は、裏方がお似合いだ」と卑屈になっているのかもしれません。あるいは「かっこいい主人公よりも助けられる脇役でいたい」と感じているのかもしれません。

まずは、自分にスポットライトを当てられない原因を考えてみてください。これまで見ないようにしてきた原因を見つめるだけでも、子離れへと歩み始めることができます。

参考文献

※1 文部科学省(2006.2)子どもの意欲・やる気等の向上・低下に係る調査研究成果・事例の収集調査(結果の概要)

※2 辻美咲(2018)親の養育態度に対する認知が子どもの学習意欲に及ぼす影響 立教大学臨床心理学研究 12 pp 1-10.

※3 Schiffrin, H. H., Liss, M., Miles-McLean, H., Geary, K. A., Erchull, M. J., & Tashner, T. (2014). Helping or hovering? The effects of helicopter parenting on college students’ well-being. Journal of Child and Family Studies, 23(3), 548–557. 

※4 花井里子・藤崎春代(2018)母親の分離不安と娘が捉える母娘関係の関連性-世代間伝達に着目して- 昭和女子大学生活心理研究所紀要 20 pp25-34.

※5 ラス・ハリス[著]武藤崇[監訳]よくわかるACT 明日からつかえるACT入門 星和書店

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佐藤セイ

公認心理師・臨床心理士。現在、スクールカウンセラー(中学・高校)・非常勤講師(大学)として勤務しつつ、webライターやブックライターとしても活動中。カウンセラー・講師・ライターのどの立場であっても、受け取る人にとって、消化しやすい言葉や表現を選ぶことを心掛けています。

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