教育は未知にあふれている

ソクラテスのたまご

2019.05.09

受験にも役立つ!? 社会科を好きになるために小学生からやっておきたいこと

「覚えるのが苦痛」という理由から、嫌いになってしまう子どもも多い社会科。しかし、社会科が得意な子どもたちは、社会科を暗記科目としてとらえていないことがほとんどです。できるなら、子どもが社会を好きになる機会を用意してあげたいもの。この記事では、社会科を好きになるために小学生のうちからやっておきたいことを紹介します。

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遊びの中で知識を身につけ、社会科博士をめざそう

社会科を好きになるきっかけとして、親が子どもに提供してあげられる手段とはなんでしょうか。

 

それは、“遊び”です。どうぞ、親も一緒に遊べるゲームから始めてみてください。

 

社会科に関係するゲームはたくさん出ています。

たとえば、エポック社から出ている「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム」は、日本旅行、世界旅行、宇宙旅行などをする、すごろく風ゲームで、地名や名産品などを覚えるのに有効な内容となっています。

 

また、学研ステイフルが出している「世界の国旗かるた」は、国旗と国名をセットで楽しく覚えられます。

created by Rinker
学研ステイフル(Gakken Sta:Ful)

 

同社の「歴史年号暗記かるた」も好評で、歴史上の出来事と年号の両方を学ぶことができますよ。

created by Rinker
学研ステイフル(Gakken Sta:Ful)

他にもかるたシリーズはいろいろ出ているので、子どもの興味に合わせて探してみるとよいでしょう。

 

きっかけは遊びであっても、クラスメイトより頭ひとつ抜きんでた知識をつけておくと、周囲から一目置かれ、社会科博士のような気分になるものです。自信は子どもの向学心に火をつけます。

 

 

歴史漫画や時代劇を入口に、知ることの楽しさを味わおう

歴史漫画は、大手出版社各社がこぞって力を入れています。以下は、日本史を扱った漫画についてです。

 

小学館の「学習まんが少年少女 日本の歴史」は、発売当初から絵柄を変えていないため、今の子どもから見ると「昔の絵」という印象になるでしょう。しかし、それは変わらぬ支持があるからこそ。多くの情報量を漫画の中に落とし込んでいる定番の売れ筋です。

 

KADOKAWAの「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史」は、ソフトカバーでB6の判型であるため、手にとりやすいのが特徴。全15巻以外にも近現代史が3巻あります。価格設定も安めで、角川版は今一番勢いがあると言われています。

 

集英社 学習まんが 日本の歴史」は、2016年に改訂をされ、最新の歴史研究を反映。表紙を人気漫画家に描かせることで、若い世代へ訴求しています。近現代史に巻数を多く割いていることから、近現代史に重きを置く学校を受験する場合に有効です。

 

学研まんが NEW日本の歴史 別巻2冊付セット 全14巻 学習まんが」は、全巻オールカラーを売りにしています。学習参考書レベルの巻末資料がついているのは、さすがの学研というべきでしょうか。

 

また、漫画だけではなく時代劇をはじめ、映像から学ぶのもいいでしょう。おすすめは大河ドラマです。放送の時間帯からいっても、家族で見る習慣をつけやすいという利点があります。さまざまな時代をテーマにした作品と出会えるのも魅力です。

 

 

各地を旅行して土地の特徴を把握してみよう

旅行が好きな家庭の子どもは、地理の勉強をしていても、実際の体験から理解することが可能です。自分の行ったことのある場所の、名物や名産品などをうれしそうに語ります。旅先では観光地をめぐるだけではなく、その土地について学べるような機会を意識的にもつといいでしょう。

 

もし史跡を訪れるのであれば、事前に歴史背景を勉強してから行くと、楽しみ方も変わってきます。子どもの記憶に刻まれるよう、親も工夫してあげてください。食事も土地のものを食べる機会を持つことをおすすめします。

 

しかし、そうはいっても、旅行には時間もお金もかかるものです。そう何か所も旅行に行けるものではありません。その場合は、スーパーやデパートを通して学ぶのもひとつの方法です。野菜や果物、銘菓、伝統品などの産地をチェックしてはどうでしょうか。教科書を見て無理に頭につめこむより、はるかに覚えやすいはずです。

 

社会科は暗記科目だと思われがちですが、本来は自分の生きている場所と深くつながっている科目です。楽しく学べることができたならそれが一番だといえます。ぜひさまざまなアプローチを試してみてください。

 

稲石加奈

稲石加奈(監修:西村創)

教育・受験指導専門家の西村創が主宰する「西村教育研究チーム」のメンバー、フリーライター。大学卒業後、書店に勤務し、実用書や旅行書、新書等、幅広く売場を担当。書籍を扱うプロとして常にアンテナを張り、多岐にわたるジャンルに対して学びの姿勢を貫く。その後、医療系商社勤務を経て、難関中学受験をメインに据えた進学塾の講師を務める。 出産を機に退職し、現在はフリーライターと双子の母を兼業中。台風のようなちびっ子たちに日々振り回されている。

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