教育は未知にあふれている

ソクラテスのたまご

2019.04.03

読書のコツを伝授! 読書量を学力につなげるためには

読解力は全ての教科につながっているといえます。全ての教科は文章で説明がなされている以上、その文章を理解せずに、その教科を理解することはできないからです。そこで、よくいわれるのが、「読書量を増やせば、読解力は向上するか」ということです。結論からいえば、読書で読解力は上がります。ただし、ただ読書量を増やせばいいものでもありません。そこで今回は、読解力を高める読書のコツをお伝えします。

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好きな本を見つけられることを最優先に

ジャンルの垣根を越えて、いろいろな本を読んだほうが、教養につながります。しかし、好きなジャンルにこだわることが悪いわけではありません。

 

なぜなら読書において大切なのは”その本をどれだけ好きになることができるか”だからです。

 

勉強でも趣味でも、好きなものは身になります。

 

よくあるパターンのひとつとして、名作などの本を親が用意して読む本を決める、ということがあります。おすすめの本を紹介するのは親として、知ってほしい知識につながるはずです。

 

しかし、どれだけ名作であっても子どもが興味を持たない場合はなかなか手に取らないという可能性があります。

 

例えば名言が盛り込まれた漫画や子どもが好みそうなライトノベルなど、おすすめできるものは沢山あるはずです。

 

なにより、没入感をもって読む、それに勝る読書体験はないでしょう。

 

 

ジャンルの幅を広げていくとしたら、どんな本がお勧めか

大人でも子どもでも、新しいジャンルに興味を持つというのは難しいものです。なにかきっかけになるものが必要となります。その手段として有効な本をご紹介します。

 

図鑑

子ども向けの図鑑は小学館、講談社、学研など、さまざまな大手出版社が力を入れて出しています。

だいたいどれも興味をかき立てる映像がついているため、そのDVDを鑑賞してみるところから始めるのもよいでしょう。

 

また、子ども向け図鑑は、さまざまな特集記事が組まれています。

 

大人が何気なく眺めているうちに、いつしか夢中になってしまうものも多いため、

親子で楽しむのもおすすめです。

 

家族みんなで楽しむうちに、自然と星座、宇宙、動物、植物、魚、昆虫、人体など、とりわけ理科の分野において多くの知識を得られる可能性が高いため、実践する価値は十分にある方法のひとつです。

 

学校の勉強と関連する本

たとえば、国語の教材に出てくる文章の多くはある物語の一部分を抜粋したものです。

物語の前後が気になっている子どもも少なくありません。

 

教材になる本であれば図書館で借りられる可能性が高いため、教材の文章の前後が気になっている話がないか子どもに聞いてみてはどうでしょうか。

 

 

 

 

学力向上にもつながる。読書の際に準備しておきたいこと

読書の際に準備しておきたい、最たるものは辞書です。

試験では、知らない言葉と出会ったときには文脈で判断します。

 

そのため、読書中もすぐに辞書に頼るのではなく、まず言葉の意味を推測してみるとよいでしょう。

 

しかし、推測した内容の答え合わせはしてみてください。

言葉の意味をなんとなく理解したままですと、ある日勘違いをしていたことに気付かされる、というケースもあります。

 

~おすすめの方法~

筆者のおすすえは、ノートを一冊用意しておき、心に残った文章を書き写しておくよう子どもに提案してみることです。

 

子ども自身の手で書いてみることで、その文章のテクニックに気付かされることがあります。

子どもにやる気があれば、一文ごとの抜粋のみに留まらず読書ノートを作ってみるのもよいかもしれません。

 

~メモをする際のポイント~

・タイトル

・著者名

・感想を短く書き留める

 

上記を書くだけでも、文章をまとめる練習になります。

ただし、こうしたことを親が強制してしまうと、本を読む楽しみがむしろ削がれてしまうのでおすすめしません。

 

あくまで本人がやりたがったときにサポートする、という姿勢が大切です。

 

読書においては、本音をいえば親の意向を提案したいのが山々ですよね。

ですが、子どもが読みたい本を読ませてあげることが大きなポイントになっていきます

 

上記をベースに図鑑や教科書を活かして読書の幅を広げたり、辞書やノートを用いて知識や文章力を培っていくと、読書量が読解力へとつながっていくため、ぜひポイントを押さえ実践してみてくださいね。

 

稲石加奈

稲石加奈(監修:西村創)

教育・受験指導専門家の西村創が主宰する「西村教育研究チーム」のメンバー、フリーライター。大学卒業後、書店に勤務し、実用書や旅行書、新書等、幅広く売場を担当。書籍を扱うプロとして常にアンテナを張り、多岐にわたるジャンルに対して学びの姿勢を貫く。その後、医療系商社勤務を経て、難関中学受験をメインに据えた進学塾の講師を務める。 出産を機に退職し、現在はフリーライターと双子の母を兼業中。台風のようなちびっ子たちに日々振り回されている。

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