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ソクラテスのたまご

2019.02.23

受験生の親必見! 塾での勉強を無駄にしないための3つのコツ

せっかく塾に通わせても学んだことが結果につながらなければ意味がありません。塾をうまく生かせないということは、貴重な時間や費用がもったいないだけではなく子どものモチベーションの低下を招きます。そこで、この記事では塾での勉強を無駄にしないための3つのコツを紹介します。

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【その1】授業後に見直しやすいノートノートをつくること

塾での勉強を生かすうえで最も大切なことは授業の復習です。そして、復習するには受けた授業のノートが必要になります。したがって、塾を生かすには復習しやすいノートづくりが欠かせません。

 

実は、いいノートづくりをするポイントは、最初のノート選びの段階にあります。小学生のうちは罫線の幅があまり狭くないノートを選びましょう。罫線幅が小さいと書く字も小さくなり、漢字の“とめ・はね・はらい”を省いてしまいがちです。小学生は漢字の正確性を身につける大切な時期です。字はなるべく大きく書かせて細部まで意識できるように罫線の幅が広いノートを選ぶことをおすすめします。

 

ノートを書く際は、振り返って復習をしやすくするために日付を記入させましょう。また、テキストのページや問題番号も書き忘れないようにさせてください。これを怠ると、間違えた問題を解き直すときに、その問題が見つからないという困った事態におちいります。行間や余白は余裕をもってとるようにし、各問題の内容が混ざらないよう気をつけると見やすいノートになります。

 

また、覚えておいてほしいのは、“見やすいノート”と“きれいなノート”は別物だということです。めざすのは、“見やすいノート”づくりであり、きれいなノートを作ろうとがんばる必要はありません。

 

色ペンを使って、カラフルに仕上げる子どもは少なくありませんが、色が多すぎると見づらくなる上、授業中も内容より板書の色分けのほうに意識をもっていかれがちです。色分けは特に指示がない限り2、3色あれば十分です。

 

 

【その2】復習するためにまちがえた問題を印をつけておくこと

塾に通い始めると、それだけで勉強している気分になってしまうものです。しかし、それこそが落とし穴! 復習をしないと取り残されてしまいます。難なく正解した問題はそのままでよいですが、苦労して解いた問題や間違えた問題は、必ずやり直させるようにしましょう。

 

そのためにも、テキストや問題集に答えを直接書き込むのは避けてください。書き込んでよいのは、復習の必要がある問題につけるマークだけです。問題番号の横に色ペンで線を引いておくだけでも、あとでどの問題を復習すればよいか、わかりやすくなります。

 

ふせんをつけておいて解けたものからはがしていく、というやり方もよく見ますが、あまりおすすめしません。ふせんははがれる可能性があるからです。整理整頓が苦手な子どもだと、ノートや問題集をカバンにしまう際、力任せに突っ込むケースがよくあります。その結果、カバンの底からはがれたふせんが出てきて貼ってあった問題がわからなくなるのです。

 

ふせんはあくまで目印。もしはがれても探せるようにペンでマークをつけることをおすすめします。

 

 

【その3】疑問点はなるべく早く質問に行くこと

理解しきれずに印をつけた問題は、その日のうちにやり直しさせましょう。解けなかった場合は、できれば当日、もしくは翌日、塾講師に質問させます。分からない問題をできるだけ早く解決しておくようにしましょう。

 

塾のカリキュラムはつぎつぎと新しい学習単元が出てきます。解き直しや質問を先送りにしてしまうと復習のタイミングを失います

 

講師に解き方を教えてもらう際には、テキストに類題が載っていないかも聞いておきましょう。教えてもらった一問だけ解けるようになっても実力がついたとは言えません。間違えた問題と類題の両方を何も見なくても解けるようになったとき、初めて問題の意味を理解したと言えるのです。

 

改めて、学習サイクルを確立しましょう。「塾の授業→ミスの解き直しおよび宿題→講師に質問→再度ミスの解き直しをして類題を解く→塾の授業」という流れが理想的です。類題を解くこととミスのやり直しに時間をかけるためにも早めの質問がカギになります。

 

授業を聞いているだけで主体的に勉強をする気がないと、塾に通っていても成績は上がりません。復習を通して実力をつけるために、ノートづくりと復習、そして講師への早めの質問を習慣にしたいものです。

 

稲石加奈

稲石加奈(監修:西村創)

教育・受験指導専門家の西村創が主宰する「西村教育研究チーム」のメンバー、フリーライター。大学卒業後、書店に勤務し、実用書や旅行書、新書等、幅広く売場を担当。書籍を扱うプロとして常にアンテナを張り、多岐にわたるジャンルに対して学びの姿勢を貫く。その後、医療系商社勤務を経て、難関中学受験をメインに据えた進学塾の講師を務める。 出産を機に退職し、現在はフリーライターと双子の母を兼業中。台風のようなちびっ子たちに日々振り回されている。

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