6割以上が「理解あり」! 受験生の子どもが「学校を休むこと」への保護者の考え
2023年入学の受験もいよいよ本格的にスタートし、受験生のいるご家庭では受験本番に向けて家族全員で協力しているのではないでしょうか。
受験直前のこの時期、受験を理由に学校を休むという選択をするというお子さんもいるようです。明光義塾を運営する株式会社明光ネットワークジャパンは、中学3年生の子どもを持つ保護者880名を対象に、「受験に向けた準備」についてアンケートを実施しました。
目次
「受験に向けて学校を休む」こと、理解できる?
「コロナ対策として受験生が学校を休むことについて、どう思う?」という問いに対して、6割以上の保護者が「コロナ対策として学校を休むことを理解できる」と回答。
寒さも厳しくなり、風邪や新型コロナウイルス、今年はインフルエンザも同時流行しているため、人が多いところに行きたくないというのが正直なところ。
学校もその例外ではなく、狭い空間で30人以上が集まる教室は、感染のリスクも決して低くはないでしょう。受験直前の数日の体調を整えるという意味では、有効な感染対策と言えるのかもしれませんね。
子どもの睡眠時間、親は把握している?
体調を整える上で、睡眠時間の確保は超重要事項! そのため、「受験生のお子さまの睡眠時間を把握している?」には8割近くの保護者が子どもの睡眠時間を把握していると回答しました。
規則正しい生活は、日常生活を円滑に進めるための基本的な要素。受験時期とは関係なく、大人になるまでに子どもにしっかり身に付けさせたいことでもありますね。
ちなみに、理想の睡眠時間は人によって異なりますが、高校受験を控える15歳に必要な睡眠時間は約8時間なのだそう。ゲームをしたり動画を見たりする時間を調整して、なんとかこの睡眠時間を確保できるようにしたいですね。
受験生の子どもの生活リズムを整えている親は、約半数!
睡眠時間などを含め、「受験に向けて子どもの生活リズムを整えている」と答えた保護者は55.1%。起床時刻や食事の時間などで調節をしているのかもしれません。
例えば、夕ご飯や朝ご飯の時間、お風呂に入る時間などを保護者が調整してあげることで、勉強に集中しやすくなったり、反対に上手に休憩やリラックスができたりすると考えられます。子どもが自分で管理できることは任せつつ、親としてできることでサポートしてあげたいですね。
受験の結果を左右する子どもの体調管理は、親のサポートがあってこそ
受験自体は子ども本人が頑張るものではありますが、それまでの体調管理や生活リズムの調整は親子で協力してこそうまくいくものなのかもしれません。
人生で初めての受験であれば、なおさら大人のサポートが重要となります。一人一人の子どもの生活スタイルや特徴に合わせて、無理のない範囲で協力体制を整えたいですね。
そして、その頑張りが「合格」として実りますように!
<参考資料>
・受験生の保護者の6割以上が、コロナ対策として学校を休むことに理解あり 明光義塾調べ「受験生のサポートに関する実態調査」(株式会社明光ネットワークジャパン)
・最適な睡眠時間って何時間?(大塚製薬・睡眠リズムラボ)
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1991年生まれ、ライター兼編集。小学生向けファッション誌のほか、小学校教員向け専門誌の編集を経て、2022年にフリーに。小学校教育や性教育、10代のトレンドなどについて執筆している。夫と猫の3人暮らし。