約8割が「合格のキモだった」と回答。大学入試で第1志望に合格した人に共通していたこと

第1志望の大学は決まっていますか? 決まっていても、まだ決まっていなくても、第1志望に合格した先輩方の “成功のコツ”を知りたいですよね!
学習塾「武田塾」を運営するA.verは、一般受験での第1志望合格者111名を対象に、参考書についてのアンケート調査をおこないました。そこから見えてきた「合格のキモ」とは?
第1志望合格者の約8割が、自分に合った参考書を見つけていた
参考書によって、書き方、見やすさ、問題のレベルなどはさまざまです。自分に合った参考書と出会うと、効率的に学習できたりモチベーションが上がったりすることもあるでしょう。

第1志望に合格した先輩方の約8割は、自分に合った参考書を見つけていたようです!
これは大いにわかります。筆者は数年前に漢字検定準1級に合格したのですが、良い参考書と出会えたおかげだと思っています(過去に1度不合格になっています)。
最初は近所の本屋に置いてあった参考書を購入したのですが、なんだか見にくいし使いにくいし……でも比較対象がないので、こういうものかなと思っていました。
結局、不合格をきっかけに新しい参考書購入を決意。インターネットでの口コミを参考に、大手通販サイトから取り寄せました。うわさ通りとても見やすく、参考書によってこれほど差があるのかと驚いたほどです。近所の本屋にある数冊だけで決めるのは早計でしたね……。
第1志望合格者が参考書を選んだ基準

第1志望の合格を勝ち取った先輩方は、主に「自分のレベルと合っているか」を基準に選んだようです。自宅で学習することを想定すると、「解説の充実度」も大切なポイントのようですね。
アンケートには、このような声も寄せられています。
- 自分の志望校の問題の出し方と類似しているか(19歳)
- 苦手分野を克服できる要素が含まれているか(21歳)
- 読みやすい文章かどうか(21歳)
- 一教科につきさまざまな問題構成の参考書(21歳)
- 自分にとって見やすい配色かどうか(20歳)
- 大きさ・重さ(22歳)
実際に手に取って開いてみないとわからない部分も多そうですね。筆者の経験から、書店1店舗の品ぞろえだけで決めるのではなく、いくつもの店舗をまわったうえでベストな参考書を決めることをおすすめします。
参考書は「繰り返し使う」が鉄則!

良い参考書と出会った先輩方の9割以上は、何度も繰り返し使っていたこともわかっています。
受験生時代の筆者は、「特定の参考書をひたすら繰り返す」「たくさんの参考書をこなしてたくさんの問題に慣れる」のどちらが良いか迷ったものですが、正解は前者だったのですね。もっと早く知りたかった!
大学入試で第1志望に合格した人の約8割は、「自分に合った参考書に出会えたこと」が合格のキモだったようです。学力向上はもちろん、モチベーションも左右するものなので、複数の候補を比較して慎重に選びたいですね。
「これ!」という参考書を見つけて、第1志望への合格を勝ち取りましょう!
<参考資料>
・PR TIMES(株式会社A.ver)

教育に関する有識者の皆さまと一緒に、子を持つお父さん・お母さんでもある「ソクラテスのたまご」編集部のメンバーが、子どものために大人が知っておきたいさまざまな情報を発信していきます。