もっと夫婦円満に。妻が充実した「休日」を過ごすために、夫にできること

9月25日は主婦休みの日。休みが充実すれば、すっきりリフレッシュ。気持ち新たに、翌日からまたがんばれるもの。夫婦の円満度だってグンとアップするはずです。では妻たちは、日ごろの休日に満足しているのでしょうか? スリーエム株式会社がおこなったアンケート調査から、妻たちの意外な本音が見えてきました。
日ごろ満足できる休みを取れていますか?
休日の過ごし方は人それぞれ。休みといっても掃除や料理など“完全な休み”は難しいですが、それでも妻たちの6~7割は休日に満足しているようです。

満足できている人と満足できていない人、それぞれの声を紹介します。
満足できている人の理由
- 睡眠時間は十分に確保でき、マイペースにストレスなく仕事ができているため。
- 夫婦でスマホゲームにはまっているので充実しています。
- 休みをしっかり取れる仕事だから。
- ある程度家族の協力があるから。
満足できていない人の理由
- 子どもが小さいので仕方がないが、のんびりできる時間が取れないので疲れが取れず、やりたいこと(普段できない家の中の事等)など満足にできないので、少し不満がある。
- いつも睡眠不足だから。
- 休み、という概念が無い感じ。
- 休みの日といっても溜まっている家事をしなければならないから。
満足できている人は、自分の時間を確保できている印象です。一方満足できていない人は、家事や育児に追われて休める時間がないようですね……。
日ごろの休みに不満があるのはなぜ?
アンケートで「少し不満がある」「全く満足できていない」と回答した妻は、およそ3割。せっかくの休日を楽しめないなんて、ストレスが溜まって大変ですよね。
そこでスリーエム株式会社は、「どのようにすれば満足できるようになりますか?」とも質問したそうです。
こうすれば満足できるということ
- 丸一日自分だけのために時間を使って、のんびりするか、やりたいことをできたら満足すると思う。
- 夫にもう少し家事を手伝ってもらえたら、気分的に楽になると思います。
- 休みの日くらいちょっと出かけてみたいです。
- 家事・仕事を一切せずに済む日をつくる。
なるほど、「満足できている人」「満足できていない人」で寄せられた声と合わせて考察すると、妻の満足ポイントは「自分の時間」「休息」「睡眠」の3つにあるようですね。
そして妻の願望を叶えるためには、周囲の協力が欠かせません。夫や家族など頼れる人に子どもを預けたり、料理は外食やデリバリーにしたりなど、負担削減に向けて家族で協力するのが望ましいでしょう。
筆者は、子どもが幼稚園に上がる前、月に2回ほど保育園に一時預かりをしてもらっていました。たった数時間でしたが、一人の時間があることでかなりリフレッシュできました。
現在、休日は夫と子ども2人で過ごすことが暗黙の了解になっています。帰宅の遅い夫は子どもにとってレアキャラのようで、休日は子どものほうから「今日どこ行く?」とせがむのです。早朝に起こしに行くので夫がかわいそうではありますが、正直かなり助かります。私が直接「一人にさせてよ!」と言うとカドが立ちますものね。
休みをもらえるなら何をしたいですか?
主婦にとって、まる1日の自由時間は貴重です。もし休みをもらえるなら、「一人で出かける」の回答が最多となりました。

どれも、独身のころには当たり前のようにできていたことではないでしょうか。世の主婦たちは、やはり身を削って家族に尽くしているのだなとしみじみ感じます。

9月25日の主婦休みの日、あなたはどう過ごしますか? 「こう過ごしたいから協力して!」と、ぜひ素直に夫やご家族と話し合ってみてください。
一人でゆっくり過ごす時間があれば、睡眠に充てられたり趣味に費やせたりできます。妻が笑顔なら、夫も笑顔! 9月25日の主婦休みの日を、ぜひ夫婦仲を深めるきっかけにしたいですね。

教育に関する有識者の皆さまと一緒に、子を持つお父さん・お母さんでもある「ソクラテスのたまご」編集部のメンバーが、子どものために大人が知っておきたいさまざまな情報を発信していきます。