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2022.06.30

ママ、それはないよ…。夫が地味に傷つく、妻の無神経ワード7選

夫に対して、妻やママである自分に対して、つい性別に囚われた価値観に基づいた考え方をしてしまっていませんか? この令和の時代、ジェンダーに対する価値観は変わってきています。無意識の思い込みや自分の言葉が、知らず知らずのうちに夫を落ち込ませたり、自分を縛ったりしてしまっているかもしれません。

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妻が夫に言ってはいけない「ジェンダーバイアス」NGワード7選

妻が夫に言いがちな「ジェンダーバイアス」(※)ワードをご紹介します。以下のワードを口にすることがあったり、言うことに違和感がない女性は、要注意。パートナーはもちろん、自分にも何らかのジェンダーバイアスがかかっている可能性があります。

※「男らしさ」「女らしさ」といった、性別による差や男女の役割に関する無意識の思い込みや偏見・先入観のこと。

1.○○ママの旦那さん、起業(出世)したんだって!

「家庭を持つ男は働くのが役割でしょ」という考えの女性だと、男は仕事ができてこそという価値観になりがちですが、「よそのパパ」のことばかり褒めるのは、NG。

たとえば、あそこの家のパパは起業して成功している、超有名企業に勤めている、若くして出世したなど…。

「すごい」と思うこと自体は、何も問題ないこと。でも、特に大きな企業に勤務していない・役職のない会社員のパパだってもちろん立派で、毎日がんばって働いていることに変わりはないため、他の家庭のパパのことを引き合いに出すのは、ほどほどにしたほうが良いのでは?

妻としてはちょっとした会話のつもりでも、夫からすると「俺だって精一杯がんばってるのに…」と、自分を否定されているような気にさせてしまいそうです。

2.大黒柱なんだから

「結婚すると、男性が妻子を養うもの」というイメージは、この令和の時代においてもまだまだ残っているのではないでしょうか。周囲からも、結婚したときに「これからは、家族のために仕事をがんばらないとね」などと言われるのはほぼ男性。

一方、自分の稼ぎだけで家族の面倒を見る自信はない・荷が重いと感じる男性も、決して少なくないはず。家事・育児を分担し、共働きで家庭を維持していきたいという男性側の考えも、比較的「ふつうの価値観」になってきたのではないでしょうか。

ですが、妻のほうが「働くのは男、家事・育児は女」というスタンスの場合、励ましやハッパをかけるつもりで、夫につい「大黒柱」という表現を使ってしまうと、それがプレッシャーになる男性もいるということも、知っておいたほうが良さそうです。

3.家のことはいいから“稼いできて”

いくら妻から「稼いできて」と言われても、会社勤めで大幅な昇給・昇進はなかなか見込めないケースが多かったり、過度な残業も削減の方向になってきたりている昨今。「たくさん働けばたくさん稼げる」とは限らない時代です。

妻が専業主婦の家庭の場合、家計がうまく回っていれば問題ありませんが「節約しないとやっていけない」「貯蓄が全然できない」状態なら、少しでも妻が働くほうが、世帯収入を増やすには確実な方法といえるかも。

「稼いできて」は、それがモチベーションになる男性には良いですが、そうでない男性にとってはあまり意味がない、むしろ「しんどいワード」になっているかもしれません。

4.私が働いたら、家のことは誰がやるの?

「子どもたちも大きくなってきたし、そろそろ働いてもいいんじゃない?」という夫からの言葉に対し、こういった返しをしてしまう妻も。

子どもが未就園児のころは専業主婦でも、小学校に上がり少し手が離れてきたころから、再び働き始める女性も一定数います。正社員就職に限らず、たとえば短期間のアルバイト、午前中のみのパートなど、できる範囲から「働くこと」を再開していく方法も。

ですが、「女の自分が働く=家事をやる人がいなくなる」という考え方の妻は、働くことに消極的・否定的かもしれません。そしてその発想は、「夫が家事をやるわけ(できるわけ)がない)」という決めつけにもつながっていそうです。

「妻が働き始めても家事・育児は絶対にやらなそうな夫」ならば、働くことに慎重になるのは当たり前。ですがいまの時代、「僕も一緒にやるよ」となる夫も、決して少なくはないはずです。

5.あなたの稼ぎじゃやっていけないから(私も働く)

「女は家庭を守るべき」という意識が強い妻が仕事を始める場合、「本当は働きたくないけど、仕方なく」というスタンスになりがちかもしれません。

だからといって「専業主婦をさせてくれるくらいあなたに収入があればいいけど、そうじゃないから私も働くのよ」という趣旨のことを夫に言うのはおすすめしません。「本来は、男が女を養うべきなのに…」という価値観の押し付けになりかねないからです。

家族の形や働き方も多様化し、夫は仕事、妻は家事・育児と、完全に役割を分けなくても良い時代になってきているはず。そして、毎日にメリハリが出る、自分に自信がつく、視野が広がる、リスクヘッジになるなど、妻が仕事をすることのメリットは金銭面以外にもあるのではないでしょうか。

6.仕事だけしてればいいんだから楽だよね

料理や掃除、子どもと遊ぶ、といった目に見える家事・育児よりも、いわゆる「見えない家事」のほうが圧倒的に多く、疲れやすいもの。

子どもの細々としたケア、誰も気づかないような家のなかのちょっとしたこと…。どうしても女性のほうが、そういった部分を担うことが多く、日々、無意識のうちに心を砕いています。
 
ひとりで溜め込みやすい妻だと、知らず知らずのうちにストレスが蓄積しやすいかもしれません。

ですが、夫側は悪気なく「自分も家事・育児に協力している」と思っていたり、何をやれば妻が助かるか、どこにしんどさを感じているかわからなかったりするのかも。

「男は仕事だけしてればいいんだから…」という不満が出てきたら、夫と家事・育児の分担を再度話し合ったり、具体的に「これをやってほしい」と伝えてみてはいかがでしょうか。

7.(子どもの学校のことについて)あなたに言ってもわからないから

学校とのやりとり、細々とした連絡事項・集まりに関しては、だいたい「ママの参加」が前提・中心になっているところが多いのではないでしょうか。

パパの参加も増えてはいますが、子どもの学校関係のことを担当するのは「ママの比率高め」な家庭がまだ多そう。

「学校関連のことはママがやる」と妻自身が考えていると、徐々に「どうせ、夫にはわからない」という意識が強くなってしまうかも。

その結果、「パパは、学校のことにはほぼノータッチ」になってしまう家庭もありそうです。

ですが、よく考えてみると、我が子の学校のことに関して「絶対にママが対応しないとダメ」なわけではないものも多いはず。

令和の時代は「ママでもパパでも、できるほうが」子どもの学校へ関わっていく形でも良いのではないでしょうか。

学校の用事があるとき、「今度のこの集まりは、あなたが行ってきてくれる?」と、夫に伝えてみても良いかもしれません。

「ママ」として自分を縛り付けているかも

女性の多くは子育てが始まると、どうしてもある程度は「子ども中心の生活」にシフトせざるを得ず、世の中からも「ママとしての役割」を自然と求められるシーンが増えがちです。

その結果、「家のことをやるのは私」という意識になり、夫への不満が大きくなったり、「これだから男は…」と決めつけてしまったりしていることもあるかもしれません。

ですが、自分を縛り付けたり、夫のことをジェンダーバイアスをかけて見てしまうのは、かえってしんどくなってしまうことにもなりかねません。

結婚しても子どもがいても、夫婦それぞれが「ひとりの人間」なのだということを思い返し、性別ではなく、自分や夫の「らしさ」を認めていけたらいいですよね。

アバター

手塚巧子

1987年生まれ。日本大学芸術学部卒業後、出版社勤務等を経てライターとして活動。主に女性の生き方、ワークスタイル、夫婦・子育て、社会問題などのジャンルで執筆。小説執筆も行い、短編小説入賞経験あり。

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