【無印良品】プロ直伝!6月1日「防災用品点検の日」に絶対買いたい“役立つ名品”5選

6月1日は「防災用品点検の日」。自宅にある防災用品を点検するとともに、備えも見直すことができたら良いですね。
今回は、防災共育管理士®︎1級講師の資格を持つ“無印通”のtakaさんに、災害時の備えとしても役立つ無印のおすすめアイテムを教えてもらいました。
もしもの時に備えて準備しておきたい防災グッズ。子育て世代のみなさんはどんなふうに準備していますか?
衣食住のあらゆるアイテムが揃う無印良品は、“日常の中にあるもので、もしもの備えをする”ことを提唱。「いつものもしもセット」や「住宅用消火器」など、普段使いしつつ災害時にも使える商品がたくさん販売されています。
その中でも皆さんにおすすめしたい厳選アイテムを紹介します。
1.トイレットペーパー長巻シングル

こちらは1ロール250mと長巻のトイレットペーパー。紙芯はありません。

わが家が普段使っている100m巻きシングル(右)と比較すると、直径はほぼ同じなのに長さは2.5倍! 一般的な芯のある60m巻きシングルと比較すると、約4倍の長さです。

8ロール備えていた分が、無印だと3ロールほどで済むので、備蓄用のトイレットペーパーは無印良品に切り替えました。
再生紙のためふんわり感は劣りますが、防災リュックにも入れられるコンパクトさは魅力的。香りもないので鼻を噛む・口を拭く等多用途に使えて、普段使いはもちろんのこと、子どもとの外出時にも重宝します。
2.トラベル用シート

旅行用として販売されているシートは、「汗ふきシート」「除菌シート」「日焼け止めシート」「歯みがきシート」「指型歯みがきシート」「クレンジングシート」「大判ボディーシート」「虫よけシート」の8種類。これらは旅行や外出時に携帯するのに便利ですが、災害時の備えとしてもおすすめです。

わが家は普段、除菌シート(12枚税込120円)と汗ふきシート(12枚税込190円)を使っていて、防災備蓄や防災リュックの中にも入れています。そのほか、クレンジングシートと歯みがきシート、大判ボディーシートも備蓄しています。
災害時には水が貴重になるので、シートでまかなえると節水になります。普段使っているものを備えられると安心です。

また、シート類は備えていても「使おうと思ったら中身が乾いていた」という経験があり、管理が難しい印象でしたが、無印良品のものは製造時期が明記されているので、管理もラクにできています。(未使用の場合、使用期限は製造日より3年間。使用期限が記入されているものはそれに準じます)
3.LEDライト

停電時に必要な灯り。無印良品では災害時にも使えるライトが多数販売されています。
普段使いしつつ長期間の停電にも備えるべく、わが家は電池式のLEDランタンとLED懐中電灯を購入しました。

LEDランタンは子どもスペースに置いて、読書したり遊んだりする際に使用。あたりを優しく照らしてくれ、明るさの調整も簡単にできるので子どもも難なく扱えます。

また、LEDランタンは軽いので持ち運びしやすく、置く・吊るすと照らす場所に応じて使用可能。防沫使用なので屋外でも安心して使えます。
使用電池は単一形アルカリ乾電池を3本。普段は充電式の乾電池を入れて使えば、電池の消費本数も抑えられます。税込3,990円。

LED懐中電灯・大は、単三電池でも単四電池でも、電池1本あれば使用できる優れもの。こちらも防沫なので屋外でも使え、軽いので子どもでもラクに持てます。

シンプルなデザインでインテリアにも馴染むので、わが家はテレビの横に出したままにしています。シェードが半透明なので災害時はランタンのようにも使えますよ。税込1,990円。
4.収納用品

普段の暮らしの中で、使っている方も多い無印良品の収納アイテム。わが家は防災備蓄を収納したり、食品ストックを管理しやすくしたりする際にも活用しています。

衛生用品や使い捨て食器など家族5人分の備蓄は、ポリプロピレン頑丈収納ボックス(特大・税込2,990円)を使って収納し、寝室の一角に設置。収納場所が限られている中で、十分な備えができています。
5.食品・お菓子

災害時、不安な状況の中で食べ慣れたものを口にできると、それだけでホッとできるそう。備えというと長期保存できる非常食をイメージする方もいますが、普段食べているものでも備えとして十分活用できます。
無印良品で販売されている食品は、化学調味料・合成着色料不使用で、素材の味を生かしたものが多いので、普段から子どもにも安心して食べさせられます。

レトルト食品、フリーズドライのスープや雑炊、ナッツ類、お菓子など、賞味期限が長い(半年から1年ほど)ものも多いので、わが家は子どもの好みのものを備蓄しています。
普段食べているものを少し多めに買い置きしておき、賞味期限が古いものから消費、消費した分を買い足すという流れ(ローリングストック)を作ることで、ムダなく備えることができますよ。

災害はいつ起こるか分からないからこそ、普段からの備えが大切。非常用に特別なものを揃えるのではなく、日常の中で慣れ親しんでいるものを用意しておく方がいざという時扱いやすく安心です。普段の暮らしの中で無理なく備えができるといいですよね。


整理収納アドバイザー・防災共育管理士®︎1級講師 ものを整理収納するだけでなく、無理なく続けられる片付け方法や家族が片付けしやすい環境づくりを提案。整理収納サービス「つづく暮らし」を主宰し、片付けサポートやオンライン相談、レッスンなどを定期的に開催している。防災に関する知識も豊富で、暮らしの中で備えるコツに定評あり。ホームページ https://www.tsudukukurashi-taka.com