• facebook
  • twitter
  • LINE
  • hatena
2022.06.14

童心に帰りたいと思った日に読みたい、ほっこりエッセイ。益田ミリ最新作があたたかくて心ほぐれる

毎日の子育ての中、子どもの言動にイライラしたり、親であることに疲れてしまったりすることもありますよね。そんなとき、育児書に答えを探すのもいいけれど、さらっと読めて、クスっと笑えて、心がほっこりほぐれるエッセイはいかがですか? 今日はそんな素敵な一冊をご紹介します。

  • facebookfacebook
  • twittertwitter
  • LINELINE
  • hatenahatena

描かれているのは“小さいわたし”

今回ご紹介するのは、益田ミリさんの最新刊『小さいわたし』

タイトルのとおり、小さいころの何気ない日常の思い出がつづられたエッセイです。

子どものころの繊細な気持ちや子どもならではのモノのとらえ方が、おとなの回想としてではなく、子ども目線でみずみずしく描かれています。おとなとしての忙しい毎日の中ですっかり忘れかけていた、あのころの気持ちを思い出させてくれる一冊です。

益田ミリさんとは?

1969年大阪府生まれのイラストレーター・エッセイスト。
2011年、『はやくはやくっていわないで』で第58回産経児童出版文化賞産経新聞社賞受賞。2013年には4コマ漫画『すーちゃん』シリーズが、柴咲コウ、真木よう子、寺島しのぶ主演で映画化されました。 誰もが胸に秘めている細やかな心情をすくい取ってつづられた漫画やエッセイが、女性を中心に人気を集めています。

わが子の目線って、こんな感じ?

『小さいわたし』の目次は、「春」「夏」「秋」「冬」に分けられています。

そう、子どものころって、おとなになってから以上に季節の移ろいを敏感に肌で感じていましたよね。

「四つ葉のクローバー」「プール」「夏休みが終わって」「たこあげ」など、タイトルを見ただけでも自分自身のなつかしい思い出がよみがえってくるようです。

ほかにも、横断歩道の白い線しか踏んではいけない「横断歩道のじごく」や、スイカのたねを飲み込んだらおへそから芽が出るって本当だろうかと考える「おへその心配」、学校で人気者になれるから小さな傷でも包帯を巻いてほしい「ほうたい」など、すっかり忘れていたあのころの気持ちが一気によみがえってくる、かわいくて楽しいエピソードが満載です。

『小さいわたし』より(PR TIMES

子どものころに感じていたうれしさや小さな不安、わくわくしたこと、不思議なこと…。いろいろな感情を思い出させてくれます。同時に、「わが子の心の中も、今まさにこんな感じなのかな…?」と、子どもの目線に下りることを自然にうながしてくれます。

子育てでイライラしていたことも「ま、しょうがないか!」と大らかになれるような、わが子へのいとおしさが増すような、心がやわらかくなるほっこりエッセイです。

書店員から共感の声、続々…

日ごろたくさんの本に触れている書店員さんたちからも、共感の声が寄せられています。

走って帰るランドセルの音や、友達との傘の家の記憶…いっぱいいっぱい思い出す。そうなんだ! 忘れてしまうわけじゃなくて、心の大切な場所にしまい込んでるだけなんだと、ミリさんのエッセイが呼び水となって一気に溢れてくる。(未来屋書店大日店・石坂華月さん)                     

この子は私だ。小さかったあの頃の私。最初のページをめくった途端に遠くなっていた記憶がふわりと立ちのぼってきて、なぜだか涙がポロポロ溢れた。こんなふうにイラストと柔らかい文章で”小さいわたし”の気持ちを描けるということが本当に素敵。(六本松蔦屋書店・峯多美子さん)

小さいときの情景や気持ちがふんわりよみがえってきて、まるでタイムスリップしたようです!!もう一度大切な「初めて」に出逢える、宝もののような作品です!!(紀伊國屋書店福岡本店・宗岡敦子さん)

子ども時代の他愛ない日常、それこそが自分の中の宝物だと思い出させてくれる1冊でした。お話ひとつひとつが「私のこと!?」と錯覚してしまうほど、まさに今の出来事かと思うような瑞々しさでできているお話でした。(くまざわ書店永山店・古川唯可さん)

ちょっぴり疲れた夜にも

毎日がんばって、おとなとして親としての役割を果たしているけれど、心の中にはずっと変わらない「小さいわたし」がいる。誰もがそうなのかもしれませんね。

益田ミリさんの『小さいわたし』は、益田さん個人の思い出のはずなのに、読んでいるうちに自分の子ども時代の気持ちをよびさまされる、魔法のタイムマシンみたいなエッセイです。

『小さいわたし』より(PR TIMES

子育てや仕事、家事に追われてちょっぴり疲れてしまったとき、子どもがやっと寝静まった夜のひととき、あなたの中の「小さいわたし」に会いに行ってみませんか。

幼い自分が見ていた景色を思い出せたなら、今わが子が見ている世界も見えてきそうです。心をほっこりほぐせたら、今日叱ってしまったわが子にも、明日は笑顔で接することができるかもしれません。

益田ミリさんの最新刊『小さいわたし』は、2022年6月15日にポプラ社から発売されます。書店で見かけたらぜひ手に取って、あのころへの扉を開いてみてください。

<参考資料>
株式会社ポプラ社 全国の書店員さんから共感の声! 益田ミリ、4年半ぶりの書き下ろしエッセイ! 自身の短い子ども時代を子ども目線でえがいた最新作が、6月15日発売決定!(PR TIMES)

\ SNSでシェアしよう /

  • facebookfacebook
  • twittertwitter
  • LINELINE
  • hatenahatena