最多はあのタイミング!「子ども部屋はいつ与えた?」パパママ100人に聞いた

子どもに自分の部屋を与えていますか? 低学年のころは、パパやママとまだまだベッタリという子もいるかもしれません。しかし成長するにつれてプライベートな空間も確保してあげたくなるもの。でも、そのタイミングって難しいですよね。
今回は、不動産・住まいのメディア『mitaina』が100名の保護者に実施したアンケート調査の結果をもとに、子ども部屋を与えたタイミングと注意ポイントについて、リアルな声を紹介します。
子ども部屋を与えた年齢は?

アンケート結果によると、子ども部屋を与えたのは「7~8歳」という結果が最多でした。
7~8歳といえば、小学校低学年。「小学校がはじまって勉強机を購入したので、そのまま部屋を与えた」「身のまわりの管理を自分でできるようになってほしいから」など、学習習慣や生活習慣の定着を目的にしている家庭が多くみられました。
筆者の子ども(小学2年生)にも、入学と同時に部屋を与えました。勉強机とベッド完備です。しかし、ただの教科書置き場(しかも乱雑)となっていて、あまり活用はされていません。
私にしかられると部屋にこもるときがあるので、プライベート空間としては稀に役立っているようですが……。
子どもに部屋を与えるときの注意ポイント
子どもに自立してほしいと願う一方で、「部屋を与えたらゲームしかやらないのでは?」「目が届かなくなると不安」など、なにかと心配がありますよね。
100名の保護者からは、子どもに部屋を与えるときの注意ポイントについて、さまざまな声が寄せられています。
- 使ったおもちゃは自分で片づけるようルールを決めた (未就学児保護者)
- 寝るときはスマホをリビングに置くよう約束した (未就学児保護者)
- ゲーム機を部屋に持ち込む場合、1日30分まで (7~8歳保護者)
- 朝の着替えは自分で選んで自分でおこなう (7~8歳保護者)
- 部屋に鍵をかけない (7~8歳保護者)
- 部屋は就寝専用にして、勉強は親の目が届くリビングでおこなう (9~10歳保護者)
- 起床時間と就寝時間など、1日のサイクルを遵守 (9~10歳保護者)
- 部屋の片付けも掃除も全部自分でする (9~10歳保護者)
- 部屋に食べものを持ち込まない (11~12歳保護者)
- 家族でだんらんする時間を大切にする (11~12歳保護者)
- 自分の部屋は責任を持って片付ける (11~12歳保護者)
- テレビやパソコンを置かない (中学生保護者)
- 親の出入りは自由 (中学生保護者)
上記のコメントは、小~中学生の保護者のものです。中学生保護者の回答を見ると、「勉強は自分の部屋で」のルールがよく見受けられましたが、小学生では「勉強はリビングで」の回答が目立ちました。
小学生は、まだまだ判断が未熟な年齢。自分の部屋を与えつつも、勉強やスマホは親の目の届くところで……とうまくバランスを取っている家庭が多いようです。
また、高学年になるほど「部屋に鍵をかけない」「親の出入りは自由」の回答が多くなりました。思春期や反抗期など難しい年ごろになっても、風通しの良い家庭でありたいですね。
<参考資料>
・株式会社I-House「子ども部屋はいつから?首都圏在住のママ・パパ半数以上が~8歳と回答!」(PR TIMES)

教育に関する有識者の皆さまと一緒に、子を持つお父さん・お母さんでもある「ソクラテスのたまご」編集部のメンバーが、子どものために大人が知っておきたいさまざまな情報を発信していきます。