SDGs教育にも。いきものたちの驚くべき生きざまをゆかいに描いた、SNSで話題の図鑑

動物園に行くのは好きですか? 生きものが好きなお子さんには、『ぬまがさワタリのゆかいないきもの超図鑑』がおすすめです!
「ぬまがさワタリって何?」と思うかもしれませんね。ぬまがさワタリとは、生きものが大好きなイラストレーター。その溺愛っぷりは、もはやマニアといえるほど。前作『ゆかいないきもの秘図鑑』が16万部を超える大ヒットを記録し、第2弾として発売されたのが本作です。キュートなイラストと笑える突っ込みは、中毒性まちがいなし。SDGs教育にも役立ちますよ!
『ぬまがさワタリのゆかいないきもの超図鑑』とは
『ぬまがさワタリのゆかいないきもの超図鑑』とは、身近な生きものを中心に、知られざる姿をおもしろおかしく解説した図鑑です。
手描きのイラストと、手描きの文字で、多少パソコン文字もありますが、活字が苦手な子どもでも親しみやすさ抜群です。

キャッチコピーも独特で、「なになに?」と思わず引き込まれてしまうほど。たとえば「ネコ(イエネコ)」のキャッチコピーは、『地球を手にしたネコの戦略』。マサイキリンは『白く生まれたキリンの悲劇』、アリは『脳の大きさが変わるアリがいる!?』など、どれも気になるものばかり。
身につけた知識を学校で披露すれば、「よく知ってるね!」なんて人気者になれるかもしれませんね。
小学生のSDGs教育にもおすすめ
『ぬまがさワタリのゆかいないきもの超図鑑』は、生きものの生態を紹介するだけではありません。
生きものが暮らす環境にも触れているのが、本書のポイント。森林火災、地球温暖化など、自然環境は目まぐるしく変化しています。
動物たちを守るために、今自分ができることは何なのか?……地球が抱える問題をわかりやすく解説することで、動物と人間のあり方について、子どもたちがしっかり考えられるようになっているのです。
生きものが好きな子どもはもちろん、「子どもにSDGs教育をしたいけれど、具体的に何から始めればいいのだろうか…」と迷っている方も、ぜひ『ぬまがさワタリのゆかいないきもの超図鑑』で第一歩を踏み出してください。
収録されているテーマの例
たとえばウシも、SDGsと関連があります。
私たちが日ごろ口にしている、ウシのお肉。『ぬまがさワタリのゆかいないきもの超図鑑』では、“これまでのウシ(牛肉)”“これからのウシ(牛肉)”の在り方について紹介しています。

世界の人口が増えつつある現在、ウシのニーズも増加しています。しかし1頭のウシが排出するメタンガスは1日160~320リットルにものぼり、さらにウシを育てるには大量の水、大量の餌などが必要で、環境へのダメージが懸念されます。
そこで近年注目を浴びているのが、培養肉。わざわざ牛を育てなくても、細胞をひとかけら培養液に浸けるだけで、立派な肉が完成するのです。
このように、すべて身近なテーマだから、「SDGsって難しそう」と思っている方でもスムーズに学習できるでしょう。
大人も勉強になる、『ぬまがさワタリのゆかいないきもの超図鑑』。生きものを取り巻く環境は、私たち一人ひとりが努力と工夫で守っていかなければならないのですね。ぜひ親子で楽しく、生きものやSDGsについて学習しましょう!
概要はこちら
- タイトル:ぬまがさワタリのゆかいないきもの超図鑑
- 著者:ぬまがさワタリ
- 発行: 西東社
- 価格:990円
<参考資料>
・株式会社西東社「SNSやメディアで話題沸騰! 16万部のヒットを記録したいきもの図鑑待望の新刊『ぬまがさワタリのゆかいないきもの超図鑑』が3月8日に発売 初回限定特典も」(PR TIMES)
image:PR TIMES

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