子どもが親に言ってほしい言葉って?LINEスタンプ「子どもが考えたお母さんに言ってほしい言葉」リリース

中学3年生と中学1年生の女の子が「親にどんな言葉をかけてもらいたいか?」という目線で考案したLINEスタンプ「子どもが考えたお母さんに言ってほしい言葉」が発売されています。収録されている言葉は「大好きだよ」や「自慢の子だよ」など、普段から思っていても口に出して伝えることが少ないものばかり。「最近子どもにプラスの声かけができていないな」と思われている方は、スタンプで気持ちを送ってはいかがでしょうか?
子ども起業家育成プログラムを展開するCEOキッズアカデミーが、SNSアプリ「LINE」において、LINEスタンプ「子どもが考えたお母さんに言ってほしい言葉」を2022年1月19日(水)より発売しています。
子どもに対して「勉強しなさい」「どうして◯◯しないの?」などの責めるような言葉や、他人に謙遜するあまり、子どもがいる前で「うちの子なんて大したことなくて…」と言ってしまった経験のある保護者は少なくないのではないでしょうか。
とくに前者は、子どもにより勉強を頑張って欲しかったり、自立した人間になって欲しかったりするからこそ出てしまう言葉ですよね。
しかし、それが子どもの自尊心を傷付けてしまうことにもなりかねません。
今回リリースされたLINEスタンプは、中学3年生と中学1年生の二人の女の子が考案したもの。「自分だったら親からどんな言葉をかけられたいか?」と考えて、スタンプに入れる言葉やイラストを考えたそう。
スタンプの具体的な言葉をみてみましょう。

「大好きだよ」「自慢の子だよ」などは、子どもに対して日ごろ思っていても、口に出して伝えることは少ない言葉なのではないでしょうか。
しかし、そういった言葉が一言あるだけでも、子どものモチベーションは格段に上がるのです。
また、「買っていいよ〜」という言葉は子どもの願望なようにも見えますが(笑)、「しょうがないな!」や「今回だけだよ!」などと言われるよりも、肯定的な言葉をかけられる方が、感謝の気持ちやモノを大事にしようという気持ちが高まりそうですよね。
日本では、謙遜や「人に迷惑をかけない」ということが美徳とされているため、身内にプラスの言葉をかけるのが苦手という人が少なくありません。
しかし、その結果消極的な性格になってしまったり、自分をアピールするのが苦手な性格になってしまったりすることもあります。
親が子どものころからプラスな声がけをすることは、子どもの人格形成や、人間関係形成力の育成にも関わると言われています。
プラスな言葉をもらうことに慣れている子どもは、他人にもそのような言葉をかけることもできるようになるでしょうし、人に評価してもらえたことをバネに頑張ることもできるでしょう。
とはいえ、突然子どもに「大好きだよ」と言うのは照れくさいという方も多いはず。言う機会が分からずなかなか伝えられないと言うこともあるかもしれません。
そういった場合は、このLINEスタンプなどをぽんっと送ることで、日ごろの思いを伝えても良いかもしれませんね。

LINEスタンプ商品概要
- 発売日:2022年1月19日(水)
- 収録スタンプ数:全8種類
- 価格:120円(税込)
- 購入方法:「LINE」アプリ内 「スタンプショップ」 または 「LINE STORE」から購入
- 販売ページURL:https://line.me/S/sticker/16335765
<参考資料>
・「LINEスタンプ「子どもが考えたお母さんに言ってほしい言葉」が2022年1月19日(水)発売開始!2人の子どもデザイナーが考案」(value press)
・共同通信社「女子中学生2人が考案、デザイン LINEスタンプ「お母さんに言ってほしい言葉」」
・FIGALO.jp「日本人の子どもはなぜ、自己肯定感が低いのか?」

教育に関する有識者の皆さまと一緒に、子を持つお父さん・お母さんでもある「ソクラテスのたまご」編集部のメンバーが、子どものために大人が知っておきたいさまざまな情報を発信していきます。