• facebook
  • twitter
  • LINE
  • hatena
2022.02.18

「ひらがなの読み書き」が苦手な小学生向けのオンライン個別教室。4月開校の申込スタート

発達障害や不登校など学校生活に不安を抱える児童への学習支援を行っているNPO法人ダイバーシティ工房が、ひらがなの読み書きが不安な児童を対象とした「ひらがな読み書き教室」の2022年春期(4月開校)の申込受付を開始しました。この教室では、子ども1人ひとりの習得状況に合わせたプログラムをマンツーマンで5ヶ月かけて行ってくれます。授業はオンラインで行われるので、全国どこからでも受講可能。ひらがなの読み書きにつまずいているお子さんに、検討してはいかがでしょうか?

  • facebookfacebook
  • twittertwitter
  • LINELINE
  • hatenahatena

文部科学省の平成24年の調査で、通常の学級の中にいる「『読む』又は『書く』に著しい困難を示す」小中学生の割合は2.4%ということが分かりました。この2.4%は、知的発達に遅れはないものの、学習に困難を示している子どもの割合です。

このような学習障害は、まわりから気づかれにくく、ともすれば「まじめに勉強をしない子」「勉強をサボる子」などと思われてしまいますが、決してそうではありません。一人一人の障害に応じた学習サポートがされる必要があるのです。

NPO法人ダイバーシティ工房は、前述のようなひらがなの読み書きが不安な児童を対象とした「ひらがな読み書き教室」の2022年春期(4月開校)の申込受付を開始しました。対象年齢は、年長、もしくは小学生以上の子どもです。

「ひらがな読み書き教室」では、学習に困難を示す子どもに向けて、一人一人の習得状況に合わせたプログラムが提供されます。

このコロナ禍で教室通いに不安を感じるご家庭や、遠方に住んでいるご家庭にも参加いただけるよう、2021年夏にはオンラインプログラムもスタートしたとのこと。

「ひらがな読み書き教室」のプログラム(valuepress

ひらがなの読み書きのつまずきは、学習全般への苦手意識や困難さに直結します。そもそもつまずいていること自体に気付かれず、子どもの学習、学校生活への負担が見過ごされるケースは少なくありません。

また、困っている状況に気づいたとしても、前述のように「怠けている」と誤解されたり、正しい知識がないまま誤った学習方法が継続されたりすることで、子どもの自信喪失や学習への意欲低下を招いてしまう可能性があります

子どもに次のような様子が見られたら、読み書きのつまずきや苦手意識があるのかもしれません。

  • 言葉や文字への関心が薄く、読みたがらない
  • 「ゃゅょ」「っ」などの小さい文字をよく間違える
  • 音読の宿題をスムーズに読めない
  • 文字を読むとき、飛ばして読んでしまう
  • 連絡帳を写すのが大変/写しきれない
  • 学校のテストは解ききれず時間切れになることが多い

「ひらがな読み書き教室」は約5ヶ月間で完結するもので、最初の面談では1時間かけて子どもの様子や保護者の心配事をヒアリングしてくれるのだそう。このような教室に初めて通う場合でも、丁寧に対応してくれるのはとても安心ですよね。

読み書きは全ての学習の根幹となるもの。実際に「ひらがな読み書き教室」に参加したことで、国語以外の教科の点数が上がったという子どももいるようです。

学習する上でのスタートラインとなる読み書きをしっかり身に付けさせることで、「学ぶことが楽しい!」と思えるようになると良いですね。

プログラムの詳細はこちら

  • 日程:2022年4月から隔週毎土曜日
  • ※上記日程に加え開始前と終了後に個別の保護者面談を実施
  • 対象:年長児・小学生以上のお子さま
  • 場所:オンライン(※千葉県市川市にて通学コースもあり)
  • 内容:読み書き検査、ひらがな読み書きプログラム
  • 料金:66,000円(税込)
  • URL:https://www.yomikaki-diversitykobo.org/

<参考資料>
文部科学省「通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果について」
文部科学省「障害のある児童生徒等に対する早期からの一貫した支援について(通知)」

\ SNSでシェアしよう /

  • facebookfacebook
  • twittertwitter
  • LINELINE
  • hatenahatena

ソクたま公式SNS