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2022.02.17

子育て世帯の年収や貯蓄額、食費、教育費etc…人には聞けない「隣の家のお金事情」

お金に関する話題って、なかなかデリケート。気軽に人に聞けないうえ、こちらからも積極的に打ち明けにくいですよね。この記事では、世の中の子育て世帯のお金にまつわる実態(食費・年収・貯蓄額など)、お金や家計のお役立ち情報などを紹介します。
株式会社小学館がおこなった子育て世帯へのアンケート結果を元に、子育て世代のお金事情を読み解いていきましょう。他の世帯と比較すれば、自分の家庭の家計に問題があるかどうかも確認できますよ。

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子育て世代の世帯年収

どれほど仲が良い友人でも、「世帯年収いくら?」なんて聞けないもの。

株式会社小学館が、小学生以下の子どもを持つ保護者818人にアンケート調査をしたところ、リアルなお金事情が浮き彫りになりました。

子育て世帯の住まい形態

PR TIMES

アンケート結果によると、子育て世帯の半数以上が戸建てを所有していることがわかりました。マンションを購入した世帯も含めると、その数はおよそ63%に。

子どもが幼いほど、壁に穴をあけたりモノを落として床がへこんだり…といったトラブルは日常茶飯事でしょう。賃貸だと「敷金が!」とピリピリしてしまいますが、持ち家なら「まぁ仕方ないか」で済ませられるのもメリットですね。

家賃を払うよりもローンを組んだほうが長期的にみて合理的というケースもあります。30代~40代のうちにマイホームを検討するのもアリかもしれません。

世帯年収1000万以上の割合はどれくらい?

PR TIMES

子育て世帯において、「世帯年収が1000万円以上」と回答した割合は、全体のおよそ16%。最多の回答は「世帯年収500万円~600万円未満」でした。

上の表からは、約64%の世帯が世帯年収700万円未満で家計をやりくりしていることがわかります。

「もっと年収を増やしたい」と思われている方は、スキル売買サイトを介して在宅ワークをしたり、自宅にある不用品をフリマアプリで売るなど、今とは違う“なにか”にチャレンジするのもいいですね。

年収が思うように増えず、どうしても貯蓄ができない方は、積立貯蓄口座や財形貯蓄制度を利用するのもおすすめです。

子育て世帯の貯蓄額

お金は、あるに越したことはありません。特にこのコロナ禍で収入が減った世帯は多く、節約を意識している家庭も多いでしょう。

株式会社小学館のアンケート結果を元に、子育て世帯の貯蓄額についてさらに深く見てきます。

貯蓄の目的は?

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子育て世代では、やはり「教育資金に充てるために貯金している」という回答が最多でした。

塾通い、受験、進学など、まとまった費用が必要になる機会は今後たくさんあるでしょう。

事実、ベネッセの調査では、小学校6年間における子育て費用は約700万円、中学校3年間では約470万円だそうです。子どもに充実した教育を受けさせるためには、計画的な貯蓄が必須ですね。

また、「老後資金」との回答も目立っています。三井住友銀行の調査によると、老後には2000万円が必要だそう。

老後資金は教育や老後など、“いつか”のために少しでも貯めておきたいですね。

教育費の貯め方は?

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なにかと出費が多いこのご時世、意識して貯金しないとなかなか貯まらないものです。

子育て世代へのアンケート結果では、教育費は「学資保険」で貯めているという回答が最多でした。毎月自動で積み立てるので、無駄遣いの心配はなし。返戻率も合わせれば、必要な時期にまとまった資金が一気に手に入りますね。

家計簿はノート派?アプリ派?

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ひと昔前まで、家計簿といえばノートでした。しかし最近では、インターネットの普及により、アプリで管理している方も多数。

ノートもアプリもそれぞれにメリットがあるので、都合の良い方法で効率的に家計を把握しましょう。

およそ半数の家庭が「家計簿をつけていない」との回答でした。しかし、「ノートまたはアプリを使用して家計管理している」という声も40%ほどあがっています。

ノートなら、データが消える心配はありません。スマホ操作に慣れない方でも安心して使えますね。

一方アプリは、データを一括で管理できます。収入と支出が一覧で確認できるので、必要なときにサッと見られるのもメリットでしょう。

たとえば家計簿アプリ「Zaim」なら、レシートを撮影するだけで簡単に読み込めます。「マネーフォワード ME」は、家計管理はもちろん銀行や証券の口座もまとめて管理。シンプルな機能の「袋分家計簿」は、初心者に人気です。

家計簿アプリはたくさんあるので、機能や使いやすさでお選びくださいね。

子育て世帯のひと月の食費

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家族の人数が多いほど、食費はかさみます。「外食はお金がかかるからできるだけ自分でつくる」という家庭も多いのではないでしょうか。

小学館の調査によると、子育て世帯の食費は、月平均5万円程度

最近はコロナ禍もあり、外食の機会は減少傾向にありますが、一方で食品類の値上げも後を絶ちません。プラスマイナスゼロにはなっても、マイナスにはならないように気をつけたいですね。

子育て世帯が使っている電子マネー

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現金を持ち歩かずにスマホだけで決済できるのは、とても便利ですよね。

子育て世帯でも電子マネーを活用する方が多数。身軽に外出できるだけではなく、普通に利用するだけでポイントが溜まるのも大きなメリットでしょう。

子育て世帯の半数以上は、「PayPay」を利用しているようです。「条件を満たせば大きくポイント還元」というようなキャンペーンを頻繁におこなっているので、見逃さずに活用しましょう。

子育て世帯がかけている保険

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保険は、“万が一”のときに役立ちます。毎月の出費は苦しいですが、いざというときに自分や家族を助けてくれます。

6割以上の家庭が、生命保険に夫婦で加入しています。“万が一”のことがあったときに子どもに苦労させないために…との計らいでしょう。

「夫のみ生命保険に加入」が1~2割程度に留まっていることを考えると、共働きの家庭が生活レベルを下げないために加入しているとも分析できます。

また、火災や地震などの天災に備えたり、学資保険で子どもの進学に備えたりする家庭も目立ちます。

生命保険、火災保険、学資保険などさまざまな種類があるので、ご家族でじっくり検討したいですね。

家計を見直して、少しでも貯蓄を増やそう

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子育て世代の多くは、世帯年収500万円~600万円未満。子どもの人数が多いほど、なかなか貯金できませんよね。

貯蓄は多いに越したことはありません。積立や財形などの制度を使ったり、時間を工夫して共働きで稼いだり、電子マネーでポイントを稼いだりなど、家庭ならではの「貯め方」を見つけましょう。

家計を見直すことは、家族を守ることにつながります。「隣の家のお金事情」のさまざまなアンケート結果を参考に、家計に問題ないかをご確認ください。

<参考資料>
株式会社小学館「令和の子育て世代のお金事情」(PR TIMES)
ベネッセ 教育情報サイト「【保存版】子育てに必要な費用はいくら?未就学~大学までにかかる費用や制度についても解説!」
三井住友カード Like U「【FPさんに聞いた】老後資金は2,000万円かかる?老後の生活費はいくら必要?」
アプリヴ「【2022年】無料で使える!人気の家計簿アプリおすすめランキングTOP10」
ARINA株式会社「コロナ禍における世帯収入別家庭学習費の調査結果」(PR TIMES)

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