教育は未知にあふれている

ソクラテスのたまご

2017.12.15

「学資保険」に入っていてよかった!と思える加入方法とは?

現代のような超低金利時代において、「学資保険」はとても魅力的な貯蓄商品といえます。とはいえ「学資保険」は、まさに子どもがいる人にしか加入できない貯蓄商品です。っこの子どもがいる人にしか加入できない特別な「学資保険」に入っていてよかった!と思えるようなメリットを紹介します。

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「学資保険」に加入できるリミットがある?

「子どもが産まれたら学資保険に加入しましょう!」と保険会社の営業員にすすめられることも多いのですが、この営業文句はあながちウソや営業トークではないようです。

学資保険は長期的な貯蓄商品です。

最終的な満期金を目指して積立金(保険料)を決定します。

最終的な受取額目標が200万円である場合、加入時から満期までの間に将来満期金を支払えるだけの保険料を貯めなくてはなりません。

仮に22歳満期だとすると、0歳から貯めるのと10歳から貯めるのでは、10年間の払込保険料総額の差が出るばかりではなく、その間の運用益も異なります。

同じように0歳から22歳の22年間で払い込まなくてはならない保険料総額を10歳から22歳の12年間で単純に割ったとすると、毎月の積立額が高額になることはおわかりいただけると思います。

 

たとえば、明治安田生命「つみたて学資(無配当こども保険)」

契約者 30歳 男性 被保険者 0歳 男性

受け取ることができる学資金200万円

保険料払込期間/保険期間 15歳まで

月払い保険料 10,814円

 

同じ条件で被保険者年齢が6歳の場合

月払い保険料 18,223円

となります。

 

各保険会社では、満期までの期間を考慮して、被保険者年齢(子ども)に加入できる条件を設定しています。

たとえば

かんぽ生命「学資保険-はじめのかんぽ」・・・被保険者年齢0歳~12歳(プランによって異なります)

ソニー生命「学資保険スクエア」・・・被保険者年齢0歳~5歳(プランによって異なります)

明治安田生命「つみたて学資」・・・被保険者年齢0歳~6歳(プランによって異なります)

日本生命「ニッセイ学資保険」・・・被保険者年齢0歳~6歳(プランによって異なります)

 

つまり、学資保険には加入すべき時期が決まっているということです。

また、もちろん被保険者加入可能年齢の中でも早い時期(※0歳)に加入することで、もっともメリットを得やすいといえます。

※子どもが生まれる前、出産予定日の140日前から加入することができます。ただし、こども医療特約のような特約は出生後の付加となります。

 

ちなみに、契約者年齢にも制限があります。各保険会社やプランによっても異なりますが、ご家庭によっては祖父や祖母も契約者となることができます。

ただし、「育英年金」の意味を考えると、一般的には「契約者=扶養者」の方がメリットが大きいと思います。

 

「学資保険」は生命保険料控除の対象となるメリット

「学資保険」は貯蓄性の保険商品ですが、生命保険料控除の対象となります。

生命保険料控除とは、その年に支払った保険料の金額に応じて、一定の金額を所得から差し引いてくれるというものです。

それによって、課税される所得を下げることができ、所得税と住民税が軽減されることになります。

 

生命保険料控除は

①一般生命保険料控除

②介護保険料控除

③個人年金保険料控除

の3つに分類されており、学資保険は①の一般生命保険料控除となります。

差し引かれる一定の金額とは、以下の計算式で算出します。

・年間の保険料総額が2万円以下の場合にはその全額

・2万円超4万円以下の場合には、保険料×1/2+1万円

・4万円超8万円以下の場合には、保険料×1/4+2万円

・8万円超の場合には一律4万円

 

以上のように、上限4万円までがその年の所得から差し引かれることになります。

ただし、学資保険の他に加入している他の生命保険料も合算となるので注意しましょう。

 

生命保険料控除の手続きが大変そう・・・と思う方がいらっしゃるかも知れませんが、会社員であれば、毎年10月頃に郵送されてくる「生命保険料控除証明書」を会社に提出するだけで、手続きは完了です。

手続き後、すでに差し引かれている所得税と住民税の一部が、年末調整として返金されてくるしくみとなっています。この生命保険料控除は、万が一のときの生命保険や学資金準備(または扶養者に万が一のことがあった場合の育英金準備)に対して、自ら備えているからのものであり、保険に加入しているメリットといえます。

 

未来予想図の変更にも対応できるメリット

子どもが産まれたときに想定する学資金では、十分ではなくなる可能性もあります。

また、突然の転職など、保険料の積立が難しくなることもあるかもしれません。

そのような将来の想定の変更にも対応できる場合があります。

 

たとえば、もう少し学資金を増やしたい場合には、もうひとつ学資保険に加入することもよいですが(加入できる被保険者年齢でれば)、今加入している学資保険は据え置くなどで返戻率を上げ、他の中期的な貯蓄金融商品に加入する方がよいでしょう。

 

また、保険料が負担になってしまった場合は、解約せずに減額することを強くおすすめします。

先にもお伝えしたように「学資保険」は長期的な貯蓄商品なので、途中で解約すると払込保険料よりも解約返戻金が少ない可能性が高く、減額してでも継続する方がメリットが大きいと思います。

長く付き合う保険ですから、加入時にあらゆる想定を考えて、臨機応変に対応できる商品を選びましょう。

 

丸美子

丸美子

教育関係のボランティアや学童保育に関わってきた経験をもとに、教育や子育てについて、タイムリーな情報を発信していきたいと思います。私自身も現在2人の子育て中です。子育てにおいて経験してきたことが、現在子育て中のお父さん、お母さんのお役に少しでもなればと思っています。

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